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クラウディア④妻との思い出

スイス軍初のトランスセクシュアル(心と体の性が一致しない人)として、コソボの平和維持活動に派遣されているクラウディア・マイヤーさん。マイヤーさんは、かつて経営していたベルンのホテルを見に行く。

男のアンドレアスとして生きていたころの自分、今は別々の場所で暮らす妻との思い出が、ここにはたくさん残っている。女性として生きると決めたとき、妻が自分にしてくれたこと―。当時のことを語るマイヤーさんの目から、涙があふれ出る。

最終話の配信はあす27日。

スイス軍初のトランスセクシュアル(体の性と心の性が一致しない人たち)として2014年、コソボの平和維持活動に派遣されたクラウディア・マイヤーさん。いつもニコニコと笑みを絶やさないマイヤーさんだが、その笑顔を手にするまでには多くの犠牲を払ってきた。男性から女性になり、本当の自分を取り戻した彼女が得たものとは何だったのかー。そんなマイヤーさんの素顔をスイス公共放送(SRF)のカメラが追った。

スイスインフォでは2015年に放送されたドキュメンタリー番組「Mensch Claudia(人・クラウディア)」を5話に分け、日本語字幕付きで配信する。

(文・宇田薫、字幕翻訳・小山千早)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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