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毎年1月の最終日曜日は「世界ハンセン病の日」。TPHのペーター・シュタインマン氏は記者発表外部リンクで「TPHはハンセン病の画期的な治療法の実証に積極的に関わっていく。この新パートナーシップは、世界の貧しい人々に資する科学の成果を結集する独特なプラットフォームとなる」とコメントした。
「ハンセン病ゼロを目指すグローバル・パートナーシップ」は世界保健機関(WHO)が支援し、米「国際保健タスクフォース外部リンク」が事務局を務める。①ハンセン病の拡大を防ぐための診断に役立つ研究や治療法②既存の国家事業の強化や、新しい臨床結果の実用化の促進③顧問・資金調達――の3分野で加盟者間の共同事業をとりまとめる。
TPHによると、効果的な多剤療法が普及しているにも関わらず、新たにハンセン病と診断される患者の数は過去数十年、年20万人を超える。うち数千人は子供がり患している。TPHは資源が不十分なことや、病気への偏見が背景にあると指摘している。
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