スイスで2018年に破産宣言した企業の数は4813社と、前年から2%増えた。特に倒産リスクが高いのは建設や手工業、宿泊・レストラン業だ。
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スイスの経済情報サービスのビズノードD&Bが18日発表外部リンクした統計によると、倒産企業数が最も増えた地域はスイス北西部(9%増)と東部(8%増)。減ったのはチューリヒ(6%減)とスイス南西部(1%減)の2地域だけだった。
倒産リスクが高いのは建設業、手工業、宿泊・レストラン業だと分析した。これらの業界に対する債権は回収できなくなるリスクが平均の2倍上高いという。
≫レストラン業界を襲うフラン高
起業数は4万3185社と、前年より208社少なかった。
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