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マッターホルンで4年前に行方不明になった日本人登山者 遺体発見

The Matterhorn near Zermatt
マッターホルン初登頂が敢行された1865年以降、500人以上の登山家が死亡している Keystone

ヴァレー(ヴァリス)州警察は1日、マッターホルンで4年前から行方不明になっていた日本人男性の登山者の遺体を発見したと発表した。

 先月11日、地元の山岳救助隊がスイスのマッターホルン東壁の登山基地で人骨や登山道具を発見した。DNA検査により、4年前に行方不明になっていた日本人登山者のものと判明した。

 ヴァレー州警察は1日、その登山者について、「マッターホルンを単独で登頂する途中、2014年7月23日から行方不明となっていた40歳の日本人男性登山者だ」と明らかにした。

 スイスとイタリアの国境にそびえるマッターホルンは、登山者に特に人気がある名峰。しかし、初登頂が敢行された1865年以来、死亡者数は500人以上にのぼる。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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