スイスの視点を10言語で

スイスの首都ベルンで路上駐車スペースが休憩所に変身

ベルンのパークレット
スイスの首都ベルンでは2カ月間、7カ所の路上駐車スペースが公共の休憩所になっている Keystone

スイスの首都ベルン市は、2カ月の実験として市内の路上駐車スペース7カ所を公共の休憩所に変身させた。道路を広場化させることで居心地の良い公共性を創出し、市街地の交通量を減らす必要があると市民にアピールする狙いがある。

  市内7カ所の駐車場が公共の休憩スペース「パークレット」になった。テーブルやベンチ、パラソルを備え、市民が落ち合ってくつろぐための場所だ。

同様の取り組みは2010年に米サンフランシスコで初めて実施された。①市街地の潜在能力を見直す、②自動車以外の交通手段の利用を促す③歩行者の安全を高める④住民同士の交流を深める⑤周辺の商業活性化――という五つの目標がある。

スイスで実施するのはベルンが初めて。ただし、パークレット内部では商業活動が禁じられている。

おすすめの記事
チューリヒの湖畔

おすすめの記事

スイスの街 どこまで綺麗にすれば本当に「クリーン」?

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの街は、新しいデジタルシステムを使えばもっとクリーンにできる。さまざまなゴミをカウントして分類する新しいシステムで、スイスだけでなく世界中のあらゆる街で清掃作業がより安く効率的になるかもしれない。

もっと読む スイスの街 どこまで綺麗にすれば本当に「クリーン」?

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部