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ソーラー・インパルス2、アメリカ横断成功 ニューヨークに到着

ニューヨークの「自由の女神」上空を飛行するソーラー・インパルス2 Keystone

スイスの電動飛行機ソーラー・インパルス2は11日、米ニューヨークに着陸。太陽光エネルギーだけで世界一周飛行を目指す旅程の、アメリカ横断区間を無事完了した。次の目的地は、フランス、スペイン、モロッコのいずれかになりそうだ。

 ソーラー・インパルス2は米ペンシルバニア州リーハイ・バレー空港を10日午後11時18分(現地時間)に離陸。アンドレ・ボルシュベルクさんの操縦で、ニューヨークのシンボルである「自由の女神」付近を飛行し、離陸から5時間後にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に着陸した。

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 アメリカ横断を完了したソーラー・インパルス2の次なる挑戦は、3~4日間にわたる大西洋横断飛行だ。次の目的地の第一候補はスペイン・セビリア、続いてフランス・トゥールーズだが、パリやモロッコの首都ラバトも候補地に挙がっている。最終的には天候条件により決定されるという。

 ソーラー・インパルス・プロジェクト外部リンクのディレクター、レイモンド・クラークさんによると、天候が回復するまで機体は少なくとも3~4日間、現地に留まる。今週の金曜か土曜には出発できると期待しているが、天候によっては数週間待機する可能性もあるという。

(英語からの翻訳&編集・由比かおり)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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