スイス連邦経済省経済管轄局(SECO)は9日、昨年の国内の失業率が3.2%だったと発表した。前年の3.3%に比べ、わずかながら改善がみられた。
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同局によると、国内の失業者数は14万3142人で、前年比6175人の減少。上半期の減少が顕著で、同年6月の時点で求職者数が前年に比べ3万人少なかった。その後は横ばいで、11月、12月は季節的な要因で再び変動した。
15~24歳の若年の失業者は例年通り、職業訓練を終える8月に増加。ただ年間の失業率は3.1%(16年は3.6%)にとどまった。50歳以上の失業率は前年と同じ2.8%。
地域別で最も高かったのはフランス語圏のヌーシャテル州で5.6%。オプヴァルデン準州、アッペンツェル・インナーローデン準州は最も低い0.9%。
昨年末時点における各地の職業安定所の求人数は1万1991件で、前年に比べ1408件増加した。
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