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地球温暖化 スイスの氷河に不時着した米軍用機、70年後に氷上に姿現す

70年以上前、スイスの氷河に不時着した米国の軍用機が、温暖化によって解けた氷河から顔を出した。地元自治体は、冬が来る前に機体を回収したいという。(SRF/swissinfo.ch)

軍用機は米国のダコタC53。1946年、ベルナーオーバーラント地方のガウリ氷河に不時着した。その機体のプロペラや翼、エンジン部分が溶けた氷の中から現れ、注目を集めている。

しかし、それも長くは続かなそうだ。最近、ガウリ氷河があるインナートキルヒェンの村長とベルン州の考古学、環境学部門の担当者が現地を訪れた。

機体周辺は油が流出しているものの、周囲の環境に喫緊の危険はないという。現在、この機体をどうするか関係者が協議している。博物館に所蔵される可能性もある。回収作業は9月に行われる予定。

Dakota

ダコタ

ダコタC53は1946年11月19日、霧の中でコースを見失い、ベルナーアルプスのガウリ氷河(3350メートル地点)に不時着。飛行機が発見されたのは偶然だった。

スイス軍のパイロットたちは世界で始めて、高山地帯における空中からの救助活動を実施。12人の乗組員を無事近隣のマイリンゲンまで輸送した。この事故は、スイスの航空救助隊「レガ」が誕生するきっかけになった。

レガ航空救助隊の始まり ガウリ氷河の奇跡

1946年11月19日、乗客12人を乗せたアメリカ軍用機が、ウィーンからマルセイユへ飛行途中、スイス・アルプス上空で方向を見失い、ガウリ氷河(Gauligletscher)に墜落した。ベルナーオーバーラント地方のマイリンゲン(Meiringen)はこの事故で、アルプス地域初の大がかりな救助活動...

(英語からの翻訳・宇田薫)

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