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海外で「Bento」として知られている日本伝統の食文化「お弁当」を切り口とし、日本の魅力を伝えるーー。ジュネーブで5日、約100人がお弁当作りを体験し、日本の家庭の味を味わった。
スイスで「お弁当」をとおして和食や日本文化を伝えたいとし、在ジュネーブ領事事務所とジュネーブ日本人会が共催で、イベント「箱の中のフルコース~日本のBento文化」を開催した。
お弁当作りのアトリエでは、Bentoという言葉は知っているけれど、箱の中に入っている食事にあまり馴染みがないーー。何をどう入れたらいいの?と興味津々のスイス人が、お箸を使ってお弁当詰めに挑戦。
ご飯にエビフライ、卵焼き、ソーセージといったスイスのスーパーで買える食材を、曲げわっぱの弁当箱に詰めて、「日本の家庭の味」を味わった。
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「ベリンツォーナに本物を」日本から飛騨古川祭を招待、長年の願い叶う
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スイス南部ティチーノ州ベリンツォーナで14、15日の2日間、日本の文化を紹介する「ジャパン祭」が開かれ、スイスや隣国イタリアなど欧州各地から過去最高の約9千人が来場した。14日には、400年の歴史を持つ岐阜県飛騨市の「古川祭」を日本から初めて招待し、巫女の衣装を着た女性たちが優雅な舞を披露した。
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Izakaya・Okonomiyakiも 身近な存在になった日本食
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スイスで和食が身近な日常食として浸透しつつある。寿司や天ぷら、鉄板焼きと言った高級食だけではなく、うどんやお好み焼きなど日常食の知名度も上がってきた。スーパーでもおにぎりや枝豆が買えるようになり、気軽に楽しめる存在になっている。
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「日本ブーム」到来 旅行先としての日本の魅力とは
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観光客の数が増加の一途を辿る日本だが、スイスからの観光客も例外ではない。近年、日本へ旅をするスイス人が増えている理由とは?そして、伸び悩むスイスの観光産業が日本から学べることとは?
日本政府観光局の統計によると、スイスからの訪日者数は2003~16年の13年間で155%増加している。スイスの観光業者の間でも、とりわけここ2年間は一種の「日本ブーム」が訪れているという共通の認識みられる。
16年の訪日客数の中で最多だった中国人の約637万人に対して、スイス人の約4万4千人は一見僅かに見えるが、両国の人口に占める割合で見ると、スイスにおける日本の人気は高いと言える。中国の場合、人口の0.47%が同年に日本を訪問しているのに対し、スイスは0.53%。欧州で訪日者が最多だった英国の0.45%より多い。
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スイス人の「食」、その過去と未来を探る展覧会
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スイスには、いわゆる「国民食」というものがない。地方それぞれに伝統の味があり、それはこの小国の社会の歩みや政治のあり方を反映しているようだ。
「食というテーマが面白いのは、それが栄養をとるという原始的欲求で終わらないからだ」。そう説明するのは、シュヴィーツ市にあるスイス国立博物館スイス史フォーラムで開催中の展覧会、「Was isst die Schweiz?(スイス人は何を食べているか?)」のガイド役を務める学芸員のピア・シュビガーさん。2室に分かれた会場には、さまざまにコーディネートされたテーブルが随所に置かれ、展覧会の主役となっている。シュビガーさんは、「テーブルは人々が集い食事をとりながら社会生活を営む場所」と言い、これをコンセプトの要(かなめ)と考えている。
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アルプスの心歌う日本のプロヨーデル歌手 北川桜さん
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アルプスで生まれた音楽ヨーデルを日本で広める歌い手がいる。声楽家で、日本では唯一のプロのヨーデル歌手、北川桜さんだ。本場で技術を磨き、日本中を回ってコンサートを行うほか、スイスのヨーデルフェストやドイツのオクトーバーフェストにも出場するなど活躍している。
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