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似た国同士の150年の交流

スイスと日本。両国の類似点は多い。国民性はそろってまじめで勤勉。そして旅行好き。両国とも時計などの精密機械などに優れ、鉄道も高度に発達している、など。しかし、両国には決定的な違いが一つある。それは永世中立、連邦制、直接民主制など、政治体制や政治への姿勢だ。

こうした2カ国が150年前の1864年2月6日、修好通商条約を結び国交を樹立した。当時、西欧の列強が帝国主義のもと日本に開国を迫る。確かにスイスはこの状況を「利用し」、この条約を取り付けてはいる。しかし、永世中立の国スイスは帝国主義的時代精神には無縁だった。よって、同条約はあくまでも、自由貿易を目指したものだった。

その後、ドイツの軍隊などを模倣し日清戦争へと軍国主義の道を進む日本。それを客観的に見つめた初代駐日スイス大使パウル・リッター。スイスインフォでは、リッターの記事など、主に「スイス人が見た日本」を歴史的に掘り起し、一方で150周年を記念するさまざまなイベントを含む文化・政治・科学技術・経済に関する記事を発信する。また、この機会にスイスと日本に関しての過去の記事もまとめてみた。

文化・イベント

ジャパンウィーク 日本からスイスに1350人 五感で魅了した「ニッポン」

今月22日から1週間、首都ベルンで開催されたジャパンウィーク。この市民同士による国際交流イベントに参加するため、日本から65団体、約1350人の日本人がスイスにやってきた。日本の食、音楽、伝統工芸などを通じ「ニッポン」をもっと知ってもらおうと、ベルンのあちこちでイベントやコンサートを開催。五感...

雅楽でポップス 東儀秀樹、古澤巌、coba、本質の音がスイスで爆発

それは静寂な雅楽の舞で始まり、最後はポップスのリズムに酔いしれた観客が総立ちでブラボーの声を鳴り響かせるものだった。ジュネーブで22日開催された雅楽の東儀秀樹、バイオリンの古澤巌、アコーディオンのcobaというトップ奏者の演奏会だ。楽器の音の可能性を真摯(しんし)に追求しながらも、「音楽とは観...

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政治・歴史

日本・スイス国交樹立150周年 アンベール、幕末の日本を見つめたスイス人

異国を訪れたとき人は、思想・価値観など「その人のすべて」で相手を見つめる。150年前、スイスの使節団代表として日本を訪れたエメ・アンベールもそうだった。それには当時のインテリとしてごく普通の、西欧の文化・宗教などの優越性も含まれていた。しかしアンベールが独自なのは、感性・想像力で相手を理解しよ...

日本・スイス国交樹立150周年 皇太子さまのスイス訪問 姉妹都市を歴訪し日本・スイスの絆を刻む

皇太子さまのスイス公式訪問が先週決定し、その日程が宮内庁の公式サイトに発表された。それによると、6月17日の首都ベルン到着後ヌーシャテル、インターラーケンなど、日本と姉妹都市提携を結んだ自治体を22日まで歴訪し友好を深める。ほぼ1週間にわたるこの訪問に対しスイス側は、「ディディエ・ブルカルテー...

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経済

日本・スイス国交樹立150周年 スイス経済相の訪日、日・スイス経済連携協定を再確認 女川町も訪問

日本を訪れていたシュナイダー・アマン経済相は11日、全日程を終了し日本を後にした。訪日中、林芳正農林水産相や甘利明経済再生相などと会談。09年に締結された日本・スイス経済連携協定(EPA)の進展を確認した。この訪問は日本・スイス国交樹立150周年の一環。最終日には、3・11で崩壊しスイスからの...

買収後の企業 日本企業に扉を開けるスイスの自動ドア会社

ここ数年で日本企業によるスイス企業の買収が相次いでいる。言語も文化も全く違う日本企業がスイス企業を統合した場合、両社には一体どんな変化が訪れるのだろうか。 日本企業に買収されて約1年が経過したスイスの自動ドアメーカーを訪ねた。 ...

日・スイス社会保障協定、3月1日に発効

2012年3月1日、日本とスイスの間で結ばれた社会保障協定が発効する。対象となるのは年金制度と医療保険制度。 これにより企業駐在員などにみられた保険料の二重負担の問題が解消されるほか、両国での保険期間を通算してそれぞれの国における年金の受給権の確立が可能になる。 ...

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科学・技術

ソフトロボティクス 未来の詰まった、やわらかロボット

これまでのロボットは、ボディが硬いために環境の変化に適応しにくく、人に危害を及ぼす危険もあった。こうした難点を克服すべく、柔らかい素材を使った「ソフトロボット」の研究が世界中で行われている。多くの日本人研究者が活躍するスイスの大学でも、未来のロボットが研究開発されている。

世界初の木造ビル 坂茂の木造7階建てビル、チューリヒに誕生

チューリヒの都心、シール川のほとりに木造の7階建てビル「タメディア新本社」が誕生した。木造でこれほどのオフィスビルは世界でも初めて。日本の建築家、坂茂(ばん しげる)の作品だ。スイスの優れた木造技術のお蔭で生まれたという。タメディアの建物の中で坂さんに聞いた。 ...

スイスの日本人ロボット研究者 脳ではなく、体が理解する世界に挑む

チェスで人間を負かすなど、コンピューターの計算処理能力はここ数十年で格段に進歩した。だが、人間の動きができるロボットはまだ実現していない。そんな中「知能は脳ではなく、実は体にあるのではないか」と、逆説の発想からロボット研究に取り組む日本人研究者がチューリヒにいる。 ...

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日本・スイス国交樹立150周年 スイス、日本との友好関係を祝う

スイス連邦外務省は、日本・スイス国交樹立150周年を記念し、遠くて近いこの二つの国の類似性や友好関係を主題にビデオを制作した。150年の友好関係は「たくさんの笑顔をつくってきた」。(制作:スイス連邦外務省)