2019年5月19日の国民投票 EUの銃規制強化、スイス版「税と社会保障の一体改革」ともに可決 バーゼル水族館は否決

スイスで19日、国民投票が行われた。欧州連合(EU)の銃規制強化をスイスも踏襲するか否かと、法人税改革と年金の追加財源確保を合体させたスイス版「税と社会保障の一体改革」はいずれも賛成多数で可決された。バーゼルの巨大水族館建設は否決された。

法人税改革と年金の追加財源確保

2019年5月19日の国民投票 法人税改革と年金改革を一体化、国民の支持は得られるか?

5月19日の国民投票では、スイス版「税と社会保障の一体改革」ともいえる改革法案の是非が問われる。2年前に否決された法人税改正法案に修正を加えたものと、もう一つの重要課題である老齢・遺族年金制度(AHV)の追加財源確保を組み合わせた内容だ。

税財政 スイス版「税と社会保障の一体改革」

スイス連邦議会は17日、法人税改革と年金制度改正を組み合わせた政府提出法案を承認した。2019年に国民投票にかけられる見込みだ。

EUの銃規制強化に伴う法改正案

武器とスポーツ 厳しい審査、でも増える会員数 スイス人は「射撃に夢中」

「スイスは射撃が盛んな国」と言うと少しおおげさかもしれない。しかしスポーツ射撃に関しては、地方に限らずスイス全国で根強い人気がある。19日に国民投票にかけられるスイスの銃規制法の厳格化を目前に、ジュネーブにある二つの射撃クラブを訪れた。

武器文化 射撃の国、スイス

スイスでは現在、多くの射撃愛好家が、新しい銃規制による趣味存続の危機を感じている。スイスで射撃は最も人気のあるスポーツの一つだ。射撃の始まりは中世後期にさかのぼるが、特に19世紀に入ってから、スイス人のアイデンティティ形成で重要なポジションを占めるようになった。 ...

2019年5月19日の国民投票 銃所持にこだわるスイス人 EUの銃規制に伴う法改正案に集中砲火

2019年5月19日の国民投票で、EUの銃規制法を非加盟国のスイスでも採用すべきかが有権者に問われる。スイス連邦議会は昨年9月、EUの新しい銃規制に適応した法改正案を可決したが、見直しを求めるレファレンダムが成立。シェンゲン協定の存続のために立法の修正を迫られるスイス政府は窮地に立たされれた。

各自治体の住民投票

2019年5月19日の住民投票 「生活保護費を減らすべきか」がスイスで住民投票になった事情

スイス社会保障制度の最後のセーフティネットである生活保護費を削減すべきなのか、それとも増やすべきなのか。首都ベルンで19日行われた住民投票は、国内で初めて有権者に問題の是非が問われた。結果は否決だったが、スイスの生活保護費のあり方に大きな問題提起をした。

スイスでショッピング ジュネーブ、年3回の日曜営業にゴーサイン 2020年末まで

19日に行われたスイス・ジュネーブ州の住民投票で、労働協約なしで小売店の年3回の日曜営業を認める法改正案が52.5%の僅差で可決された。期間は2020年12月末までで、ジュネーブ州政府が効果を検証、報告書にまとめる。

このコンテンツは2019/05/21 12:23に配信されました

2019年5月19日の住民投票 生活保護費カット、高額所得者の課税引上げ、世界遺産へのゴンドラ建設 各地の住民投票結果

生活保護費の削減、最高所得者への課税引き上げ、物議を醸す「狩猟特別期間」、世界自然遺産へのゴンドラ建設―。スイスでは19日、国民投票に合わせて各自治体で住民投票が行われた。その重要なポイントと投票結果を紹介する。

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