国際都市ジュネーブとスイス外交

スイス外交政策協会設立50周年 スイスの中立「今や『守り』の姿勢は成り立たない」

永世中立国、スイス。この国ほど国際的なつながりが強い国はあまりない。外交上のアイデンティティーとも言える中立政策においても積極的な「攻め」の姿勢が極めて重要だと、設立から50周年を迎えたスイス外交政策協会の新会長、クリスタ・マルクヴァルダー下院議員は語る。

喫煙 世界のたばこ産業が集まるスイス 規制枠組み条約への対応は?

スイスは世界3大たばこ企業の本社があり、世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約(FCTC)を批准していない国でもある。その一方、ジュネーブでは同条約に関する重要な会合が開かれた。

ジャーナリストの安全 世界各地で脅かされる報道の自由

アメリカで一時期、オンライン小売大手のウォルマートでさえ扱われていたほど、ある種の人気を博したTシャツがある。それは、「ロープ、木、ジャーナリスト 要組み立て」という単純なメッセージが書かれたものだった。おそらく一部の人々にとっては笑えるスローガンだったのだろう。これが示唆するのは、ジャーナリ...

知的財産 世界の国際特許出願件数、スイスは8位 日本は3位

世界知的所有権機関(WIPO)は21日、昨年の国際特許出願件数の統計を公表した。国別ではスイスが8位、日本は前年よりランクを一つ落として3位だった。デザインなどを対象にした意匠登録では、スイスは2位だった。

このコンテンツは2018/03/22 15:28に配信されました

東日本大震災 福島第一原発事故で避難の母親、ジュネーブの国連人権理事会で訴え

福島第一原発事故後、福島県郡山市から子供二人を連れて大阪府に避難している森松明希子さんが19日、ジュネーブで開かれた国連人権理事会(UNHRC)でスピーチし、自主避難者に対する支援継続などを日本に求める理事会勧告について「同意するだけではなく、日本政府は直ちに政策に反映して欲しい」と訴えた。

このコンテンツは2018/03/20 11:53に配信されました

賃下げ反対! ジュネーブの国連職員がストライキ

 国連の人権理事会などスイス・ジュネーブで開かれる重要な会議が16日、国連職員が1日限りのストライキ実施を決めたため延期となった。職員らは賃下げや労働条件の悪化に異議を唱えている。

このコンテンツは2018/03/16 11:12に配信されました

オックスファム買春疑惑 嵐に巻き込まれたジュネーブの国連人道支援機関

国際人道支援機関は最悪の事態に直面している。英国を拠点とする国際援助団体オックスファムの職員が派遣先のハイチで買春していたとの疑惑が報じられたためだ。多くの人の目に現代の聖人と映っていた援助機関の職員が、一転して下劣極まりない罪人として新聞の見出しに取り上げられた。

追悼 「スイスの偉大な友人」コフィ・アナン元国連事務総長の記録

18日にスイス・ベルンの病院で死去したコフィ・アナン元国連事務総長は、スイスと強いつながりを持ち、ジュネーブを「第二の故郷」と呼んでいた。

都市による統治 増大する都市の影響力 ジュネーブの果たすべき役割は?

国連機構、NGO、シンクタンクなどが数多く集まり、高い平均収入を誇ると同時に、200近い国籍の人々が共生するコスモポリタンの街、ジュネーブ。小規模ながらも一流の都市に必要な条件は全て揃っている。だが専門家は、ジュネーブは街の潜在能力を生かしきれていないと指摘する。

水銀の国際規制 「水俣条約」 事務局はスイスに 

水銀による健康被害や環境汚染を防ぐため、水銀の使用を国際的に規制する「水俣条約」の第1回締約国会議が、9月24日から29日までスイスのジュネーブで開催され、スイスが事務局に選ばれた。国際会議には、83カ国の締約国を含む154の国や地域の代表が参加した。 ...

国際都市ジュネーブ 国際機関を徐々に弱体化させるトランプ政権

ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任した昨年1月、ジュネーブの国連や各種国際機関の関係者たちはこれから訪れるであろう激動の時代を予感した。

永世中立国スイスと国連の歴史 スイス 国連に加盟して今年で15周年

今から15年前の2002年3月3日、ついにスイス国民は国際連合(国連)へ加盟することを国民投票で可決し、同年9月10日には190番目の国連加盟国となった。半世紀以上にわたり「絶対中立」という概念で国連加盟を拒否してきたスイスであったが、加盟することにより、第二次世界大戦後の国際情勢に応じて「中...

欧州国連本部ジュネーブ 人権理事会 米新政権や金正恩政権下で、後退しかねない人権への取り組み

トランプ新政権や金正恩政権の動きが、27日からスイスのジュネーブで開催されている国連の人権理事会で注目を浴びている。国際的な人権問題に対する取り組みが後退するとの懸念があるからだ。それと同時に、改めて人権理事会の仕組みの弱点が浮き彫りとなっている。 米国、 人権理事会を離脱か? ...

強い国連 、より良い世界 創設70周年の国連、21世紀に対応できるか?

今秋、創設70周年を迎える国際連合(UN)。この機関は、人類の最大の希望として大戦直後に誕生した。しかし果たして21世紀にきちんと対応できるのだろうか?ジュネーブの国連欧州本部で数人のキーパーソンに聞いた。

核兵器廃絶 ノーベル財団が軍需産業に投資?平和賞受賞団体が批判

今年のノーベル平和賞を受賞したスイス・ジュネーブを拠点とする国際非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」が、ノーベル財団に資金の投資先を透明化するよう訴えている。

最新ニュース

ノーベル平和賞 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が平和賞を受賞 ジュネーブ拠点

ノルウェーのノーベル賞委員会は6日、今年のノーベル平和賞にスイス・ジュネーブを拠点とする「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」が選ばれたと発表した。 ...

このコンテンツは2017/10/06 12:11に配信されました

国連人権理事会 スイスで問われた沖縄における表現の自由と「共謀罪」法への懸念

ジュネーブで開催されている国連人権理事会で、人権侵害について発言する機会がNGOに与えられ、沖縄における表現の自由の侵害が取り上げられた。また、それに関連し、国連人権理事会の枠組み内で開かれたシンポジウムでは、沖縄メディアへの不当な扱い、「共謀罪」法への懸念も取り上げられた。これらの問題はスイ...

気候変動 米国のパリ協定離脱 「自国に損害を与えるだけ」と専門家

スイスの政治家と専門家たちは、トランプ米大統領が下した米国のパリ協定離脱決定に失望。一方で専門家は、世界で2番目に温室効果ガス排出量の多い米国にとってこの決定は、自国に損害を与えるだけだという。 ...

人道支援 国連オーケストラ、美しい音楽を奏でる人道支援活動

昼間は世界の結核撲滅のために世界保健機関(WHO)で活動し、夜はオーケストラでチェロを演奏 ― そんな二つの顔を持つ医師がいる。彼は、国連の職員などで結成する国連オーケストラの一員だ。 ...

国際機関が集中するジュネーブ ジュネーブ、国際都市としてのブランド力を高めるには?

つい先月末までシリア和平協議が行われていたジュネーブ。ジュネーブとは、こうした和平協議が開催される、国際機関が集中する都市なのだろうか?それとも国際的な要人の隠し資産や汚職、脱税問題で話題になる都市なのだろうか?もし後者であれば、今後どのようにしたら国際都市としてのブランド力を高められるのだろ...

戦争犯罪  国際司法で裁きを デル・ポンテ氏、アサド大統領を「史上最悪の犯罪者の一人」と糾弾

国連調査委員会は、シリア紛争での当事者双方が戦争犯罪を犯したと非難している。また、昨年9月には人道援助の車列がシリア政府によって意図的に攻撃されたと指摘。国連調査委員会のカルラ・デル・ポンテ調査官は、シリアのアサド大統領は法廷で裁かれるべきだと、スイス公共テレビの取材で語った。 ...

人道支援活動 赤十字国際委員会、マウラー総裁に独占インタビュー

ヨーロッパを目指す何千人もの移民・難民が地中海で遭難し、数万人がリビアで拘束され、イエメンやシリアでは内戦が激化し人道危機が深刻化。ミャンマーでは民族浄化が起きている。赤十字国際委員会(ICRC)は80以上の国の最前線で活動している。赤十字のペーター・マウラー総裁に今年一年の総括を聞いた。

アーカイブ~あの日 あの時~ 赤十字国際委員会 ノーベル平和賞受賞から100年

スイス・ジュネーブに本部を置く赤十字国際委員会(ICRC)が、1917年に初めてノーベル平和賞を受賞してから10日でちょうど100年を迎える。一人のスイス人実業家の活動をきっかけに創設され、世界の紛争・内戦地域で人道支援に当たるICRCの歩みを振り返る。

スイスの国際機関 赤十字国際委員会、2018年の人道支援に20億フラン必要

スイス・ジュネーブにある赤十字国際委員会(ICRC)は、2018年の人道支援活動費として少なくとも20億フラン(約2300億円)が必要だとしている。シリアや南スーダン、イエメンの紛争や暴力で被害を受けた人々を支援するためだという。

次期国連事務総長 スイス 国連次期事務総長グテーレス氏の任命を歓迎

国連総会は昨日13日、元ポルトガル首相のアントニオ・グテーレス氏を次期第9代事務総長に任命。スイスは歓迎し、グテーレス氏の手腕に期待を込める。 ...

国際都市ジュネーブ 予測不可能なトランプ政権、ジュネーブに不安募る

ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、国際機関が多く集まるジュネーブでは不安の声が聞かれる。トランプ政権がジュネーブにある国連事務所や他の国際機関にどのような影響を及ぼすのか予想がつきにくいためだ。今後の予測が難しい今、「国際都市ジュネーブ」が米国と歩んできたこれまでの歴史を振り返ってみた。...

核兵器廃絶と世界平和 被爆樹木、ジュネーブの国連に潘基文氏の手で植樹 スイスで3本目

今年末の任期終了を前にスイスを訪問中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は3日朝、ジュネーブの国連欧州本部内の公園に被爆樹木2世のイチョウの苗木を植樹し、核兵器のない世界平和への思いを新たにした。被爆樹木がスイスに植樹されるのはこれで3本目。そのうちの1本は広島と深いつながりのある、国連前の赤十...

多角的貿易交渉 ドーハ・ラウンド 「糸口は見えないが交渉放棄はない」とWTO事務局長

貿易を活発にし、途上国を支援することを目指したドーハ・ラウンド(多角的貿易交渉)は、交渉開始から15年経過したが、最終合意には至っていない。ブラジル出身のロベルト・アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長はスイスインフォのインタビューで、「最終合意がすぐに達成される見込みはないが、二国間協定が必...

スイスの国際機関 赤十字国際委員会、2018年の人道支援に20億フラン必要

スイス・ジュネーブにある赤十字国際委員会(ICRC)は、2018年の人道支援活動費として少なくとも20億フラン(約2300億円)が必要だとしている。シリアや南スーダン、イエメンの紛争や暴力で被害を受けた人々を支援するためだという。

街行く人々の視点 スイス人はジュネーブをどう見ているか?

ジュネーブのスイス連邦加盟200周年を祝いスイスを巡回しているバスツアーが、ルツェルンにも立ち寄った。街頭インタビューからは、ジュネーブに対する意見がさまざまであることがわかった。 ...

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写真でたどる国連の歴史 過去へといざなう国連の片隅

ジュネーブの国連欧州本部で建物の老朽化に伴う大規模な改修工事が進む中、写真家のフランソワ・ヴェルモ氏は国連の建物内のいたるところに見え隠れする「様々な時代」を写真に捉えた。その中には、30年代や70年代の面影を呼び起こすようなものもある。 ...

スイスと米国のつながり 米国とジュネーブ 歴史的な出来事とキーパーソンたち

米国とスイス西部の町ジュネーブとのつながりは長く、その歴史はピルグリム・ファーザーズの時代までさかのぼる。