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10人の写真家が見た、2015年スイスの選挙戦

スイスでは4年ごとに総選挙と閣僚選挙が行われる。選挙が近づくと、候補者は有権者の票を獲得するため、熱心な選挙活動を展開する。2015年の総選挙に向けた選挙活動をカメラで追った10人の写真家の写真展が、4月30日までベルンで開催されている。

写真家たちは、各地で行われた選挙活動や党集会に出向き、討論会での候補者の姿を追った。そして、閣僚候補者の記者会見や議員の活動の様子も、あらゆる角度から撮影した。

政府公認の写真家には、全州議会(上院)と国民議会(下院)に自由に出入りできる特権が与えられている。こうした例は他の欧州諸国にはなく、スイス特有だ。

今回の写真展に向け思ったよりも難航したのが、100枚を超える中から写真を選び出す作業だった。2時間の議論の末に選ばれたのは、たった3枚の写真ということもあった。そのため、初日の内覧に間に合うように、チューリヒから外部の写真家の協力も求められた。

(文・Urs Geiser 写真編集・Ester Unterfinger)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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