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スイスの建築⑦ グラウビュンデン州フリン 奇跡の村(その3)

プロジェクトで最も斬新だったのは、「死者の居間」の建築だった。この遺体安置所に激しい反発もあったが、フリン村の住人は2000年から亡くなった村人の安置を自宅で行わなくなった。

スイスの建築⑦ グラウビュンデン州フリン 奇跡の村(その2)

中心人物である地元建築家のジオン・カミナダさんが村の開発コンセプトで大切にしたのは、「大勢の人の利益になるものを実現する」ことだった。地元の建築材料や伝統的な建築様式を用いると同時に、新しい構造の可能性を探ったという。カミナダさんは、そのような開発方法には当初、厳しい意見も飛び交ったと振り返る。

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スイスの建築⑦ グラウビュンデン州フリン 奇跡の村(その1)

スイス・グラウビュンデン地方、ヴァル・ルムネツィア(ルムネツィア谷)の奥深くに佇むフリン村。人口250人に満たない小さな村だ。地元建築家らによる再開発で息を吹き返した同村は、1998年、優れた開発を行った自治体に贈られるワッカー賞を受賞。2010年にも「ヨーロッパの村リニューアル賞」を受賞した。

スイスの建築⑥ フランス語圏公共放送テレビ局RTS本社のビル(その4)

RTSビルでは、改装工事中も番組制作が続けられていた。そのような状況下で地上から50メートル以上の高さに長さ6メートルの「張り出し」部分を作る工程は、巨大なクレーンが必要だったことからも、想像以上に大変だったと建築家は振り返る。理論的には単純だが、宙に浮いた場所で行うため技術的には複雑で、資金...

スイスの建築⑥ フランス語圏公共放送テレビ局RTS本社のビル(その3)

公共放送は情報発信をして周囲に影響を与えるが、同時に外の世界を反映する存在でもある。そのメッセージを表すのは、すべてが鏡のように映りこむビルの外観だ。ディレクターのマルシャンさんはRTSビルを「町の中心部に置かれたテレビ」だと位置づける。

国民投票 ジュネーブで未成年者の国民投票「模擬投票」その意義は?

スイスで19日に行われる国民投票に合わせ、投票権を持たない16~17歳の未成年者約5千人による模擬投票(電子投票含む)がジュネーブ州で行われる。スイスでは過去最大の試みだ。

連邦工科大の卒業生 スイスでの職探しと労働許可申請

米フィラデルフィア出身のアリエル・ファクレイさんは、連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)でロボット工学を主専攻に機械工学を学び、2012年、同大の理学修士号を取得した。

スイスの建築⑥ フランス語圏公共放送テレビ局RTS本社のビル(その2)

テレビ画像を作る3原色の赤青緑が彩りを添える3つのアトリウムは、RTSディレクターのマルシャンさんの希望に応えた空間だ。ここでは、どのフロアもエレベーターを使わずに行き来することができる。ただ、アトリウムのシンプルな見た目を保つためには、技術的問題の解決が必要だった。効果が生まれる背後にあるも...

スイスの建築⑥ フランス語圏公共放送テレビ局RTS本社のビル(その1)

1970年代初め、公共放送テレビ局RTS本社の新社屋がジュネーブに完成した。その頃の常として使用されていた耐火材のアスベストを削る作業に合わせ、約30年後の2004年、ビルの全面改装が決まった。コンペから改装完了までをカメラが追った。

スイスの建築⑤ レーティッシュ鉄道の高架橋(その3)

なぜ、ラントヴァッサー橋は石で造られたのか。建築・橋梁技術者のユルク・コンツェットさんは、石が高架橋の材料に選ばれた3つの理由を説明した。ユネスコ世界遺産登録を発案した鉄道員のジオン・カプレツさんは、当初は申請に懐疑的な見方が多かったと振り返る。

スイスの建築⑤ レーティッシュ鉄道の高架橋(その2)

「過去の建築物を見るということは、未知との遭遇でもあると思う」。石橋改修工事チームの一員で建築・橋梁技術者のユルク・コンツェットさんはそう言い、今直面する問題を100年前の人々がどのように解決したかに思いを馳せる。一回り小さい橋で行われた線路交換の予行練習では、緊張の面持ちで作業員らが工事を進める。

スイスの教育 スイス人は14歳で職業を選択 早すぎる?

スイスでは若いうちに自分の職業人生について大きな決断をする。14歳は早すぎるか?それとも妥当か?意見は大きく分かれる。 ...

スイスの建築⑤ レーティッシュ鉄道の高架橋(その1)

レーティッシュ鉄道が走る数本の石橋は1900年ごろに建設され、今もほぼ当時の姿で列車運行に使われている。築100年以上が過ぎた2009年、初めて橋の改修工事が行われることになった。専門家らは「石に敬意を」示しながら慎重に改修工事を進めていく。

大麻も使用 スイスの10代、電子たばこの利用広がる

スイスの学齢期の子供たちを対象にした調査で、電子たばこを試したことがあると答えたのは、15歳の男子生徒の半数、女子生徒の3分の1に上った。

政治教育 民主主義を実践する力、学校教育ではぐくむ

民主主義の模範とされるスイスだが、若者には民主主義を支えるための知識も能力も不足している。そこで政治教育を刷新し、政治の知識と能力を若者に身につけさせるための試みが始まった。

スイスの建築④ グラウビュンデン州シャランス・バルディルハウス(その3)

ドムレシュク地方の村シャランスに、建築家ヴァレリオ・オルジアッティさんがソングライター、リナルド・バルディルさんのアトリエを建てた。たった一本の電話から始まった建築プロジェクトだが、建築家と依頼人は共にアイデアを練り、やがて一つの作品「バルディルハウス」を作り上げていく。 ...

外国人参政権 4分の1が欠けたスイスの民主主義

スイスのパスポートを持っている人は世界最強の参政権を享受している。しかしその割合はスイスに暮らす人の4分の3に過ぎない。つまり残りの4分の1の人たちは、スイスで生活し、スイスに税金を納めていても、政治に参加する権利がないのだ。これでは民主主義が損なわれる恐れがある。

インターネット サイバー犯罪防げ スイス連邦工科大学がサイバーセキュリティ修士課程を新設

スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)と同ローザンヌ校(EPFL)が、サイバーセキュリティの専門家を育成する修士号課程を新設した。2019年秋に開講する。

このコンテンツは2019/03/25 10:18に配信されました

スイスの建築④ グラウビュンデン州シャランス・バルディルハウス(その2)

「とても行儀が良い家だと言われたことがある」。建築家オルジアッティさんはそう話しながらも、「家に違いないが、普通の家ではない」バルディルハウスの特質を説明する。また、どのような時に人は魅力を感じるかについて語った。