紛争

連邦制 スイスの宗教の多様化、宗教法人の認証は州の管轄

文化の多様性が特徴である国スイスでは、宗教も多様だ。また、州が独立した権限を持ち、その上で連邦制をとるこの国では、州が宗教に関する問題を管轄している。こうした宗教の多様化と、最近の移民が信仰するイスラム教などの少数派の宗教とキリスト教の伝統を受け継ぐ多数派のそれとの間の亀裂に、州はどのように対...

過去最大級? 教育費削減反対 スイスで学生らが大規模デモ

スイスで5日、複数の都市で生徒らがデモ行進を行い教育費のカットに抗議した。この費用削減の影響で教育施設は休校になり、一部では校舎などのインフラのメンテナンスに支障が出るという問題まで発生している。 ...

戦争犯罪  国際司法で裁きを デル・ポンテ氏、アサド大統領を「史上最悪の犯罪者の一人」と糾弾

国連調査委員会は、シリア紛争での当事者双方が戦争犯罪を犯したと非難している。また、昨年9月には人道援助の車列がシリア政府によって意図的に攻撃されたと指摘。国連調査委員会のカルラ・デル・ポンテ調査官は、シリアのアサド大統領は法廷で裁かれるべきだと、スイス公共テレビの取材で語った。 ...

武器輸出 昨年のスイスの小型武器輸出先、仏と米が最多

連邦経済省経済管轄局(SECO)は21日、スイスが2016年、拳銃などの小型武器を輸出した最大の相手国はフランス、次いで米国だったとの統計結果を発表した。輸出総量は減少したものの、輸出相手国は70カ国に上る。 ...

正義とは? 「死者が生者に知らしめる」 真実に対する権利の研究、スイスで進む

メキシコで見つかった秘密の埋葬地、アルゼンチンの軍事政権下における3万人の行方不明者、スペインのフランコ独裁政権後の民主化をめぐり、交わされた「沈黙の協定」、コロンビア和平、シリア内戦による多くの犠牲者―。いずれも真実と正義が欠落した人権問題だ。こうした人権侵害の責任者が罪に問われないとき、過...

テロ保険 スイスのテロ防御力は十分か?

スイス連邦鉄道(SBB)や各空港、さらにはチューリヒのオペラハウスなど、テロ保険に加入する企業がスイスで増加中だ。一方で、テロなどによる深刻な損害に備えた国の救済措置はまだ存在しない。 ...

文化遺産 シリア内戦後の文化財保護、スイスの役割は?

内戦が続くシリアで、過激派などによる遺跡や文化財の破壊、略奪が深刻化している。危機的な状況を重く見た専門家らは、文化財の保護を目指した活動を始動。メンバーの3人の考古学者はスイスインフォの取材で、文化財を一時的に保管したり、活動にかかわる人材育成を支援したりするなど、スイスが果たせる役割は大き...

シリア危機 アサド大統領にスイス公共放送が独占インタビュー
「国民を攻撃しているのではなく守っている」と主張

シリアのアサド大統領は、スイス公共放送(SFR)の番組「ルンドシャウ(Rundschau)」の独占インタビューに応じた。アサド大統領が欧州のメディアに答えるのは稀だ。インタビューの中で大統領は、シリア北部アレッポの空爆と化学兵器による攻撃について意見を述べた他、シリア内戦で勝利するとの姿勢を示...

核兵器廃絶と世界平和 被爆樹木、ジュネーブの国連に潘基文氏の手で植樹 スイスで3本目

今年末の任期終了を前にスイスを訪問中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は3日朝、ジュネーブの国連欧州本部内の公園に被爆樹木2世のイチョウの苗木を植樹し、核兵器のない世界平和への思いを新たにした。被爆樹木がスイスに植樹されるのはこれで3本目。そのうちの1本は広島と深いつながりのある、国連前の赤十...

テロ対策になるか? ISの戦闘に加わる二重国籍者から、スイス国籍を剥奪

スイス政府はこのほど、シリアに渡航し過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘に加わったとされる二重国籍の若者からスイス国籍を剥奪するための手続きを開始した。だが、国籍剥奪でテロに対抗できるのかという点では、大きな議論を呼んでいる。 ...

サンディニスタ革命 革命後のニカラグア復興、汗流したスイス人ら回顧

中央アメリカに位置する国ニカラグアは、1979年にサンディニスタ革命が起こり、約50年間続いたソモサ独裁体制が終わった。革命後は国の立て直しに各国から支援の手が差し伸べられ、スイスからも医者ら約800人以上が現地で汗を流した。しかし、86年、反革命派の攻撃でスイス人数人が命を落とした。それから...

プレスレビュー トルコのクーデター 「エルドアン大統領の権威主義路線は強化」とスイス紙

トルコ軍の一部がクーデターを試みた件に対し、スイス各紙は、「エルドアン大統領はこれを契機に、権威主義的な態度を強め、全権を掌握する方向に動き出す可能性がある」との見方を示している。 ...

革命記念日での悲劇 仏ニースのテロ 「卑劣な行為」とスイス大統領が非難

フランス南部のリゾート地ニースで14日、大型トラックが花火の見物客に突っ込み、80人以上が死亡した事件を受け、スイスのシュナイダー・アマン連邦大統領はツイッターで「卑劣な行為」と厳しく非難した。 ...

MRA運動 スイスの道徳再武装運動 創立70周年、その歴史を振り返る

[一人ひとりの人間の意識が変われば、世界を苦境から救うことができる」。そんな理念の下に立ち上げられた国際団体「道徳再武装運動(MRA)」が、レマン湖を見下ろすスイスの村コーに拠点を構えてから今年で創立70周年を迎える。第2次世界大戦後から冷戦期にわたって、スイスの保守派に大きな影響を与え続けた...

戦争捕虜 スイスの山里、第1次大戦の捕虜受け入れから100年しのぶ

, Château d'Oex

スイス南西部のヴォー州にある、のどかな山里シャトーデー。ここは第1次世界大戦(1914~18年)末期、重傷を負った大勢の戦争捕虜が過ごした場所だ。スイス連邦政府が、国外の捕虜収容所などに抑留されていた外国人捕虜を受け入れ、1916年5月30日に第一陣の英国人捕虜700人がシャトーデーに到着した...

広島、長崎の原爆投下 オバマ大統領の広島訪問 スイスの人道主義の立場から被爆の後遺症に苦しむ人々を追った

オバマ米大統領が27日に広島を訪問する。大統領が謝罪するかどうかに注目が集まる中、原爆を投下した国の大統領が広島を訪問するということ自体に意義がある、または世界が核の脅威を再認識する機会になるといった考えを持つ人もいる。 ...

ファクトチェック スイスに来る難民申請者、大半は経済移民か?

6月5日の国民投票ではスイスの有権者に、案件の一つである難民法改正案についてその賛否が問われる。右派・国民党は「スイスに来る難民申請者の大半は経済移民だ」と強調しているが、「大半が経済移民」だというのは本当だろうか?スイスインフォが検証してみた。