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わたしの山旅

世界第1次大戦が終結して間もない大正10年 ( 1921年 ) 9月9日、アイガー東山稜を初登攀した登山家、槇有恒 ( まきゆうこう 1894〜1989年 ) の著作「わたしの山旅」からの抜粋の朗読を2日おきに32回にわたって連載します。

今から85年前、槇有恒はグリンデルヴァルトにじっくりと滞在し、地元の人々と深く交流し、スイスで作られていた登山靴、リュックサック、ピッケルなどを参考にして登山用具の開発も進めました。今もグリンデルヴァルトに深く愛され続ける「世界のマキ」の目を通して見るスイスとその山をご堪能下さい。朗読はmp3にダウンロードも可能です。

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この企画にご協力いただきました槙恒治様、サムエル・ブラヴァンド様のご遺族の方々に心からお礼を申し上げます。

写真

『わたしの山旅』 槇 有恒 著 岩波新書671 1968年 ( IV 章アルプス/スイスに渡る、イタリア旅行-ヴェスヴィオとエトナ、V章アイガー東山稜登攀/山小屋/アイガー東山稜登攀、VIII 章 秩父宮殿下の思い出/殿下のアルプスご登山、一行の顔ぶれ )

『Eiger – Die vertikale Arena』Daniel Anker 著、Zürich: AS-Verlag、 1998年 ( IV章 アルプス/ブラヴァンド君、V章 アイガー東山稜登攀/山で受ける気象の変化、雪崩、VIII章 秩父宮殿下の思い出/ベルナーオーバーランドの山群 )

マルグリット・ブラヴァンド氏所蔵 ( VIII章 秩父宮殿下の思い出/ヴェッターホルン登攀、X章 夕日はまだ頂に照る/スイスからの招待 )

『Hochgebirgsführer durch die Berner Alpen』Bern、Francke Verlag、1964年 ( ○ページ )

キーストン (IV章 アルプス/グリンデルヴァルト、山靴とリュックサックのこと、X章夕日はまだ頂に照る/故郷の山に帰る)

Condor-Film Zürich 映画『Grat am Himmel』 ( IV章 アルプス/氷河の話、V章 アイガー東山稜登攀/ベルナーオーバーランドの登山 )

ダニエル・アンカー氏所蔵 ( IV章 アルプス/ザイルとピッケル、VIII章 秩父宮殿下の思い出/山と殿下 )

マルコ・ボミオ氏所蔵 (X章 夕日はまだ頂に照る/アルパインクラブ百年祭)

発案・構想
Yumi von Reding-Sato

企画
Dominik Stankowski

デザイン
Denise Hegnauer

写真編集
Christoph Balsiger

朗読
Yuka Tomura

アルプホルン作曲
André Scheurer

録音
Daniel Wihler

サイト技術
Dominik Stankowski
Leo Pescante
Giuseppe Ciliberto

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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