スイスの視点を10言語で

オーストリア外相、スイス訪問決定

ベニータ・フェレロ=ヴァルドナー・オーストリア外相は、来週スイスを公式訪問する。

ベニータ・フェレロ=ヴァルドナー・オーストリア外相は、来週スイスを公式訪問する。

フェレロ=ヴァルドナー外相訪問計画の通知は、月曜ジョセフ・ダイス・スイス外相がハイダー自由党党首の辞任を評価するコメントを発表した直後に、スイス政府に入った。

オーストリアが自由党を含む連立政権を発足させて以来、EU14カ国はオーストリアに対し外交制裁を続けているが、スイスは新政権の仕事振りを見てから判断するべきだとの態度を明解にしている。

先週、スイス政府報道官は、シュッセル・オーストリア首相はスイス訪問を希望しており、スイスは歓迎するとの意向を確認した。詳細は決定されていないが、近日中にシュッセル首相のスイス訪問も実現するであろうと予測され、現在オーストリア政府が直面している問題について、両国で討議する機会になるだろうと、思われる。

しかし、スイスのユダヤ人協会は、オーストリア政府が民主的価値観を尊重しているかどうかの判断には、時間が必要であり、今すぐシュッセル首相を招くべきではないと、政府に対して警告している。

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部