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ゴットハート・トンネル、12月21日17時に無事再開

再開されたトンネル内、12月21日 Keystone

10月24日の火災以来閉鎖されていたゴットハート・トンネルは、12月21日17時(現地時間)から一般車輌に、22日午前5時からトラックの通行が再開された。

アルプスを貫通するゴットハート・トンネルはスイスおよび欧州の南北を結ぶ主要幹線道路トンネルで、1日の通行量は一般車輌・大型車含め平均19、000台だ。トッラクは時間帯を決めての一方通行、トンネル内の車間距離150m厳守などの規制を設定した上での再開だが、早すぎる再開を批判する声もある。これに対し、連邦道路交通局は、ゴットハート・トンネルは10月に火災が起きる前以上の安全基準を満たしていることを強調している。

欧州の南北を結ぶ貫アルプス道路トンネルは、仏伊間のモンブランとフレジュス、スイスのゴットハートとサン=ベルナルディーノ、オーストリアのブレンナーの5カ所だが、モンブランとゴットハートの2大主要ルートがいずれも火災事故(モンブランは99年3月)で閉鎖されたため、残った3ルートでは連日大渋滞が起きていた。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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