スイスの視点を10言語で

スイスも暑い

アーレ川で泳ぐ人々 Keystone

7月半ば過ぎまで山では雪、都市部でも雨が多く異常に寒かったスイスが、ここ2週間ほど急に暑くなった。2日の最高気温はクールで33.7度、バーゼルで33.6度を記録し、33度を下回ったのはヴァリス州の何カ所かだけだった。

スイスの観測史上最高記録は、1952年にバーゼルで記録された39度だ。気象庁の予報によると、この暑さが続くのは5日頃までだという。この暑さで最も苦しんでいる人々に、列車の運転士達がいる。スイス連邦鉄道によると、全車両1500台のうちエアコン付きは半分で、運転席の気温は40度から50度だという。

暑くなると深刻になるのが、光化学スモッグだ。1日は全国16カ所の観測所のうち15カ所で基準値を上回り、最高値を記録したのはティチーノ州ルガノだった。

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部