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クラウディア③男の自分、女の自分

スイス軍初のトランスセクシュアル(心と体の性が一致しない人)として、コソボの平和維持活動に派遣されているクラウディア・マイヤーさん。この日、スイスで開かれたトランスセクシュアルの人たちの集まりに出る。

そこにはマイヤーさんの性的適合手術を執刀した医師もいた。マイヤーさんは、男、女を両方経験した自分だからこそできる、ちょっとした「いたずら」も明かす。

40年間「男性の役を演じ続けた」というマイヤーさん。性的適合手術を受けて女性になると打ち明けた時、両親と妻はどのように受け止めたのか。

次回の配信はあす26日。全5話。

スイス軍初のトランスセクシュアル(体の性と心の性が一致しない人たち)として2014年、コソボの平和維持活動に派遣されたクラウディア・マイヤーさん。いつもニコニコと笑みを絶やさないマイヤーさんだが、その笑顔を手にするまでには多くの犠牲を払ってきた。男性から女性になり、本当の自分を取り戻した彼女が得たものとは何だったのかー。そんなマイヤーさんの素顔をスイス公共放送(SRF)のカメラが追った。

スイスインフォでは2015年に放送されたドキュメンタリー番組「Mensch Claudia(人・クラウディア)」を5話に分け、日本語字幕付きで配信する。

(文・宇田薫、字幕翻訳・小山千早)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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