スイス、国連司法裁判所にコソボの戦争犯罪証拠を提出
スイスは国連の旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(ICTY所在地ハーグ)に、コソボで行われた戦争犯罪の証拠のファイルを提出した。
スイスは国連の旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(ICTY所在地ハーグ)に、コソボで行われた戦争犯罪の証拠のファイルを提出した。
スイス連邦警察は、昨年2回のミッションで収集された、13ファイルにおよぶコソボの人権侵害罪の証拠物件を提出した。スイス・ミッションチームは、集団墓地から死体80体を発掘し、首都プリシュティナ旧ユーゴスラビア警察本部を調査した。
ICTYにファイルを提出したスイス連邦警察のアーノルド・ボリガー弁護士は、証拠物件はコソボ住民の証言、写真、ビデオ、スイスの病理学者による被害者の死亡時の状況報告書などで、スロボダン・ミロシェビッチ・ユーゴスラビア大統領を告発する証拠も含まれているとswissinfoに語った。
スイスのミッションチームは、第1回ミッションが2週間半、第2回ミッションが3週間コソボで活動し、今秋に第3回ミッションティームが派遣される予定だ。
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