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チューリッヒ空港手荷物運搬部門職員スト決行

スイス最大の空港、チューリッヒ・クローテン空港の手荷物運搬部門職員がスト決行中で、空港では乗客が自ら搭乗機まで荷物を運び込むはめになっている。現地時間24日午前5時半、約150人の同部署職員が一斉にストに突入した

スイス最大の空港、チューリッヒ・クローテン空港の手荷物運搬部門職員がスト決行中で、空港では乗客が自ら搭乗機まで荷物を運び込むはめになっている。現地時間24日午前5時半、約150人の同部署職員が一斉にストに突入した。

スイス航空系列会社スイスポートの従業員達は、無料航空券支給の恩恵廃止するという決定に対する抵抗だと説明している。スイス航空広報部のウルス・ペーター・ナエフ氏は、この決定がストの引き金になったと認めながら「乗客は自分で荷物を搭乗機に運ばなければならない状態になっている。早朝のフライトは、ビジネス客が中心なのでひどい混乱はなかったが、長距離フライトの離陸が集中する午前10時以降は、大変なことになりそうだ。」と心配している。

ナエフ氏は、職員らとスイス航空側との交渉は始まっているとしているが、スト終結の目処については何も語っていない。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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