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不動産価格、30年間で3倍に

不動産の購入費および賃貸料は、30年前と比べて3倍になっている事が判明した。

不動産の購入費および賃貸料は、30年前と比べて3倍になっている事が判明した。

ビューロー・ウェスト・アンド・パートナーの調査によると、一戸建てまたはタウンハウスの購入価格は、来年はさらに値上がりの傾向にあり、今後10年間は上昇を続けると予測される。ここのところスイスでは、消費者マインドの高まりと住宅ローンの低金利により、持ち家志向が高まっている。従来、スイス人の70%は借家住まいだったが、最近はこの数字は減少傾向にある。

また、不動産価格は30年前より3倍に高騰しており、例えば30年前の1970年に300、000スイスフランで購入した家を今なら900、000スイスフランで売却できるが、その資金で1970年当時と同程度の家は購入できないという。賃貸料も、30年前より3倍に上昇している。

不動産購入価格は今後12ヵ月でさらに4%から4.5%の上昇の見込みで、賃貸料は6%の値上がりが予測されるという。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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