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独語圏スイス人はラジオ派

スイス公共放送(SRG-SSR Ide Suisse)の視聴者リサーチ・ユニットの発表で、独語圏スイス人はテレビを見る時間よりもラジオを聴いている時間の方が多いと言う数字が明らかになった。

スイス公共放送(SRG-SSR Ide Suisse)の視聴者リサーチ・ユニットの発表で、独語圏スイス人はテレビを見る時間よりもラジオを聴いている時間の方が多いと言う数字が明らかになった。

独語圏では、テレビの1日平均視聴時間は2時間17分なのに対し、ラジオは3時間20分という結果が出た。一方、仏語圏と伊語圏ではテレビ・ラジオともほぼ同じ視聴時間で、仏語圏では2時間40分、伊語圏では2時間50分だった。

テレビの視聴時間はスイス全土で増え、1999年の1日平均視聴時間は前年比5分増となった。また、世代別では、最もよくテレビを見ているのは退職者で、65歳以上の平均視聴時間は独語圏3時間30分、仏語圏4時間24分だった。

独語圏のテレビは、あまりおもしろくないとは思う。また、独語チャンネルでは米国・英国の映画の二か国語放送が仏語・伊語放送に比べて少ない。原語で映画を楽しみたい視聴者が多いのだが、ニーズに応えていない。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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