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アラブの春から2年、今シリアで

2年前の12月17日、チュニジアの青果商の青年モハメド・ブアジジが度重なる当局の取り締まりに対し抗議の焼身自殺を行った。これを発端としてチュニジア全土に民主化運動が起こり、それはエジプト、リビアそしてシリアへと広がっていった。

しかしシリアでは2011年3月15日以来、アサド政権軍と武装反体制派の激しい戦いが続いている。ある人権団体によれば、犠牲者の数は今年11月末で4万人。またトルコ、ヨルダンなどに逃げた難民の数は国連難民高等弁務官(UNHCR)によると今年の末で50万人に上る。

ペルーの写真家モワゼス・サマン氏は、トルコ、ヨルダンの難民キャンプでシリア難民の悲惨な状況をカメラに収めた。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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