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スイスのジュネーブで21日に行われたオークションで、中国の花器が500万フラン(約5億7500万円)で落札された。評価額は500~800フランで、それよりも1万倍近い価格が付いた。競売会社「ジュネーブ・アンシェール」が明らかにした。
競売人のオリビエ・フィショ氏はAFP通信に「手数料を入れた合計額は608万フランになる」と話した。落札者はアジア人だという。
花器は高さ60センチメートルで、黄色のベースに3匹の青い竜が描かれている。目録には、20世紀初めの作品だが、18世紀の清の乾隆帝時代を示す未確認の印付きと記載されていた。
フィショ氏によると、500万フランは貴金属・時計を除く同社のオークションで過去最高額。これまでの最高額はブロンズ製の釈迦像で、55万フランだった。
(英語からの翻訳・宇田薫)
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