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クレムリン改築工事キックバック容疑で3人告訴

スイスの建設会社のクレムリン改築工事落札をめぐる贈賄事件を調査中のジュネーブ司法当局は、元UBS銀行員ら3人を資金洗浄で告訴した。

このコンテンツは 2000/06/28 15:41

スイスの建設会社のクレムリン改築工事落札をめぐる贈賄事件を調査中のジュネーブ司法当局は、元UBS銀行員ら3人を資金洗浄で告訴した。

ダニエル・デフォー・ジュネーブ州裁判官は、元UBS銀行員2人とジュネーブの弁護士1人をマネー・ロンダリング罪で告訴した。

クレムリン改築工事落札に絡む汚職事件調査は、1999年から着手され、当初ティチーノ州の建設会社マベテックスに焦点が絞られた。マベテックスのパコリ社長は、27日告訴される見込みだが、一切の容疑を否定しつづけている。

調査は同じくティチーノ州本社の建設会社Mercataにも向けられた。ビクトル・ストルポヴィスキーMercata社長は、26日デフォー裁判官からの召喚に出席しなかった。ストルポヴィスキー社長の弁護士は、面接日の延期を申請したと言っている。

両社は、1995年と1996年、莫大な利益が得られるクレムリン改築工事を落札するため、複数のロシア政府高官のスイスの銀行口座にキックバックを支払った罪で訴えられている。収賄罪に問われているのは、パヴェル・ボロディン・ロシア大統領府総務部長、エリツィン前大統領の娘2人などだ。

マベテックス社は総額400万ドル、Mercata社は6、000万ドルの贈賄が申し立てられているが、弁護側は、たとえ贈賄の事実があったとしても犯罪は犯した事にはならないという会社側の主張を弁護している。弁護側は、当時のスイス法では、外国人官僚への贈賄は犯罪ではなかったとの議論を展開している。が、デフォー裁判官は、両社の活動は、ロシア高官がスイスで資金を洗浄するのに協力したとして、スイス法に則り2社を告訴できると主張する。

ロシア高官が関わるマネー・ロンダリングを調査中のスイス当局は、IMFの援助金がニューヨーク銀行に転送された件、6億ドルに及ぶアエロフロート社の収入がスイスの口座に転送された件の2件を新たに調査していると言う。

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