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H.R.ギーガー・ミュージアム、平坦ではなかったこれまでの道のり

スイス人アーティストH.R.ギーガーさんが他界してから3年。映画「エイリアン」でアカデミー賞視覚伝達効果賞を受賞し、世界的に有名となったギーガーさんの作品は、彼の死後も中世の香りが漂うグリュイエールの町に残る。作品が展示されているH.R.ギーガー・ミュージアムは、今ではこの町になくてはならない存在となっている。(SRF、swissinfo.ch)

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ハンス・ルドルフ(ハンスリューディ)・ギーガーさんは、1979年公開の映画「エイリアン」に登場する地球外生命体エイリアンのデザインとセットを手掛けたほか、人間と機械が融合した「バイオメカノイド」と呼ばれるスタイルの彫刻、絵画、家具のデザインでもよく知られている。

グラウビュンデン州クール出身で、移り住んだチューリヒで人生の大半を過ごした。その後、同名のチーズで知られる町グリュイエールを作品の「居場所」として選んだ。

グリュイエールにあるサン・ジェルマン城で1998年に開館し、ギーガーさんの作品を最も多く所蔵するH.R.ギーガー・ミュージアム外部リンクは現在、ギーガーさんの2番目の妻、カルメン・シェイフェレ・ギーガーさんが管理している。

(英語からの翻訳・大野瑠衣子)



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