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ジュネーブで都市貧困撲滅会議

都市の貧困撲滅を目指す貧困撲滅世界都市連合(World Alliance of Cities Against Poverty - WACAP)第2回世界会議がジュネーブと国連開発計画の主宰で開かれている。

このコンテンツは 2000/04/06 15:44

都市の貧困撲滅を目指す貧困撲滅世界都市連合(World Alliance of Cities Against Poverty - WACAP)第2回世界会議がジュネーブと国連開発計画の主宰で開かれている。

WACAPは1995年コペンハーゲンで開催された社会開発のための世界首脳会議の後、1997年国連開発計画(UNDP)によって創設された。第2回会議の報告は、6月ジュネーブでの国連総会特別社会会議で発表されるが、コペンハーゲン会議からの5年間での進展状況の評価などが行われる。

3日間のWACAP会議の狙いは、貧困撲滅に取り組む世界の都市当局の協力関係促進と各都市の経験を議論することにある。「この度のフォーラムは、各都市指導者の集中トレーニング・コースと言えよう。世界の都市の貧困は深刻さを増しており、多くの都市当局は暫定的な処置に追われているが、とても創造的ではある。」と、UNDPのジャン・ファーブル氏は言う。

会議で議論された独創的な解決法は、ブラジルの読み書き能力向上計画、ニューデリーの公共サービスの有効性の近隣観察プログラム、フランス・ベサノンの水道税活用、ブルキナファソの井戸基金など。

ファーブル氏は、会議は、極端な中央集権国家によって資金渇望に陥っている場合の多い途上国の都市に発言の場を与え、近年急激に減少している先進諸国からの援助獲得工作の機会を与える目的もあると言う。貧困は失業、公共衛生、移住の増加、財政的不安定などの新たな問題を生じる。モザンビークの洪水、トルコの大地震、ハリケーンなどは、自然破壊から受ける打撃は貧しい人々ほど悲惨だという現実を見せつけた。途上国が一人立ちし、世界経済に貢献することは、先進国の利益だとファーブル氏は言う。

会議に出席している都市代表から経験について直接聞いたところでは、彼等は貧困撲滅について楽観的だ。「問題の規模にひるんではいられない。解決は何百万もの行動の積み重ねだ。我々は、貧困撲滅の能力と手段を持つ人類史上最初の世代だ。」とファーブル氏は語る。

UNDPの意欲的な計画の一つは、全ての都市役場をサイバー・カフェに繋げることだ。そうすれば、 各都市は経験の記録を保存でき、一般の人々も情報にアクセスできるようになる。

フォーラムをバックアップする組織の一つ、スイス開発機構は、貧困は途上国だけの問題ではないと言う。スイスにも貧困は存在する。19世紀にはスイス人は異国で経済難民となっていた。最新の統計でも、新しい貧困が存在し、深刻な状況の若い世帯は少なくない。

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