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ジュネーブ州、軍に警察への協力要請。軍は政府判断待ち

金属探知機の講習を受ける兵士達、17日ヴォ−州で。 Keystone

ジュネーブ州当局は国際機関の警備強化のため、軍の警備隊に協力を要請した。警備隊は連邦政府の承認があれば、50人をジュネーブ州に派遣するという。

スイス軍には国内外での警備を専門とする部隊があり、約600人の隊員がいる。これまでに、在スイス外国公館、アルジェリアのスイス大使館、コソボのスイスPKO部隊スイスコイの警護、災害時の救出活動などにあたってきた。ダニエル・ライスト警備隊報道官は、12日にジュネーブ州当局から国際機関の警備強化のため州警察への協力要請を受けた事を明らかにした。そして、連邦政府の承認があれば、警備隊は12時間以内に50人をジュネーブに派遣すると述べた。

一方、ヴァリス州とヴォ−州で訓練中の各部隊は、近い将来全国の大使館など外国の施設護衛に派遣される可能性が高いことを想定した訓練を受けている。第5山岳歩兵連隊の指揮官は、現時点では州警察から連隊レベルへの警備協力の要請はないが、部隊が日頃使用した事のない金属探知機、手錠などの使い方を練習していると語った。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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