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スイス兵にも「バルカン症候群」で死者?

ボスニア=ヘルツェゴビナに駐留していたスイス兵士が1998年に白血病で死亡していた事実が判明したことから、軍はバルカン半島で活動した全部隊に健康診断を受けるよう緊急指令を発令した。(写真:コソボ駐留のスイス兵士)

このコンテンツは 2001/01/08 10:21

ボスニア=ヘルツェゴビナに駐留していたスイス兵士が1998年に白血病で死亡していた事実が判明したことから、軍はバルカン半島で活動した全部隊に健康診断を受けるよう緊急指令を発令した。(写真:コソボ駐留のスイス兵士)

バルカン半島で平和維持活動にあたったスイス部隊員に早くも2年前に白血病による死者が出ていたことが判明、ボスニア=ヘルツェゴビナおよびコソボに駐留していた他の欧州軍兵士の間で広まるバルカン症候群との関連が取りざたされている。イタリアでは少なくとも8人が白血病で死亡、またスペイン、チェコ、ポルトガルの元バルカン駐留軍からも死者が出ている。

軍は今週早々にもバルカン半島に駐留した全兵員900人と連絡を取り健康診断を行う予定で、現地で「記念品」として収集した弾薬等は全て提出するよう命じるという。劣化ウラン弾による兵士および人道援助職員らの健康被害の恐れが欧州各国に広がる中行われた5日の記者会見で、軍医らは、スイス部隊は米軍の爆撃が行われた地域では活動しなかったため健康被害の危険性は小さいとの発言を繰返した。

シュピーツの軍実験施設は、コソボのNATO軍空爆地区で放射性物質を含有する弾薬の破片の痕跡を認めたとし、職員らに弾薬や破片に近寄らないよう強く警告してきた。が、実際バルカン半島で活動にあたったスイス兵らは、暇な時は皆よく弾薬拾いを行っていて、記念にスイスに持ち帰ったと言っている。




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