スイス医師団、マダガスカルでのコレラ治療活動断念

「国境のない医師団(MSF)」のスイス支部は、マダガスカル政府からコレラ伝染の治療にあたる許可を得られず、派遣医師団を引き上げた。

このコンテンツは 2000/02/24 14:57

「国境のない医師団(MSF)」のスイス支部は、マダガスカル政府からコレラ伝染の治療にあたる許可を得られず、派遣医師団を引き上げた。

1999年3月、マハジャンガ県で最初の患者が発見されて以来、コレラ伝染は急速に広まり、1000人以上が死亡している。現地では、15、500件が報告されており、毎日10人が死亡しているという。MSFは、実際の数字は報告をはるかに上回ると見ている。

MSFスイス支部は、13人を現地に派遣、全国健康プログラムを施行の援助を目的に、トゥリアラに駐在した。ドュランドMSFスイス支部長は、マダガスカル当局の取った対応は、コレラの大発生の中、伝染予防に何の効果も上げてないと言う。マダガスカル政府は、海外からの経済的援助は全て受け入れていいるにも関わらず、MSFスイス支部派遣医師団が、直接治療および予防活動に当たる事を何度も拒否し続けた。

マダガスカル厚生相は、スイス医師団の介入は、国の健康政策を危機に陥らせ、現地医療関係者を医療活動からはずす結果になりかねないためと、説明している。

スイス医師団は、危険な状態にある人々の救援にあたる人道組織が、現地政府により活動を許可されないなどとは、許されざる事だと、憤慨している。が、もしマダガスカル当局の気が変わり、活動を許可されるならば、何時でも直ちに現地にもどれるような態勢は整えてあると言っている。

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