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スイス・イラン外相会談 イランに人権尊重要請

ダイス外相(左)とハラザイ・イラン外相、27日テヘラン。 Keystone

イランを訪問中のジョセフ・ダイス外相は27日、ハラザイ外相とテヘランで会談し国連の拷問禁止条約を締結するよう求めた。また、米国のイラク攻撃に強い反対の意を表明した。

このコンテンツは 2002/10/28 08:45

ダイス外相との会談でイランのハラザイ外相は、西側諸国と人権に関するイランのスタンスについて話し合うのは文化や宗教の違いの相互理解を促進する上で好ましいが、イランの刑法はイスラム法に則っるもので、西側は変革を期待するべきではないと述べた。「例えば絞首刑はイスラム法に則ったものであり、我々は変えることはできない。」とハラザイ外相は述べた。

これに対しダイス外相は、スイスは絞首刑と石たたきの刑に異議を唱えるとし「イランが『拷問およびその他の残虐な非人道的なまたは品位を傷つける取り扱いまたは刑罰を禁止する条約』を締約するよう希望する」と述べた。が、人権に関する話し合いは両国の関係の前提条件となるものではなく、スイスはイランの主権と独立を尊重する」と強調した。

また、両外相は米国のイラク攻撃についても話し合い、イランの隣国に対する一方的な武力攻撃に対して強い反対の意を表明した。ダイス外相は「軍により攻撃は全ての解決策が成功しなかった後でのみ、国連の枠組内にのみで行使を許される」とし、またハラザイ外相は、米国がイラクを攻撃した際にはイランはイラクの反政府勢力を支援する用意があるとされた報告を否定した。

スイスは1980年よりイランにおいて米国の利益代表を務めている。今回の訪問で、米政府からイラン政府に宛てた何らかのメッセージを言付かったかどうかについては、ダイス外相はコメントを拒否した。が、アナリストらは「スイス高官の訪問が米国の要請に関する討議無しで終るとは考えられない。特に今、米国はイラク問題でイランの支援を必要としている。」とダイス外相のテヘラン訪問は米国のメッセージ伝達の役目を負った物である事が濃厚との見方を示している。

ダイス外相はハタミ大統領とも会談、来年の大統領訪瑞について話し合った。

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