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スイス、エジプトと司法協力協定調印へ

メツラー司法・警察相は、エジプトとの司法協力協定調印のため、6日カイロに出発した。アラブ諸国とは初の司法協力協定となる。

このコンテンツは 2000/10/06 16:33

メツラー司法・警察相は、エジプトとの司法協力協定調印のため、6日カイロに出発した。アラブ諸国とは初の司法協力協定となる。

司法協力協定は、押収書類の交換、容疑者の本国送還を相互に保証する。が、報道によると、容疑者がエジプトで公正な裁判を受けられないとスイス側が判断した場合には送還を拒否することができるという「人権条項」が、スイスの司法協力協定として初めて盛り込まれている。エジプトでは国家非常事態法により、特定の裁判には軍事法廷が用いられる事がしばしばあり、スイスは、それを恐れている。

司法協力協定は、1995年から交渉が始まった。今年初めスイス政府が承認したが、連邦議会はまだ批准していない。

1997年エジプトのルクソールで、スイス人観光客36人がイスラム原理主義テロリストに虐殺された事件以降、エジプトとの司法協力は論争の的になっている。虐殺後冷えきった両国関係はほぼ改善されたが、スイスはエジプトを虐殺事件の調査状況について情報を適切にスイス側に伝えていないと非難している。さらに、エジプトは、スイス人虐殺犠牲者と遺族のための基金に貢献しない事を決定している。

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