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ズントー プリツカー賞受賞

ヴァルス ( Vals ) のスパはピーター・ズントー氏の代表的な作品

(Keystone)

スイス人建築家、 ピーター・ズントー氏が今年のプリツカー賞を受賞した。ズントー氏はグラウビュンデンのスパ「ヴァルス」などを設計したスイスを代表する建築家だ。

プリツカー賞はアメリカのハイアット財団が表彰する国際的建築賞で、建築のノーベル賞ともいわれている。賞金は10万ドル ( 約870万円 ) 。5月29日にブエノスアイレスで表彰式が行なわれる予定だ。

妥協がなく決然としている

 受賞の理由をハイアット財団のトマス・J・プリツカー副会長は
「その作品が、世界の建築家の中で高く評価されている建築家のマスターである。妥協がなく、決然としている。全ての作品に強さと普遍の存在感がある。明確で厳格な思想と詩的次元を組み合わせ、常にインスピレーションを湧かせる作品を作り上げている」
 と評価した。

 ズントー氏は、最も頑固で常に議論の対象となる建築家の1人でありながら、スイスを代表する国際的な建築家だ。グラウビュンデンのスパ「ヴァルス ( Vals ) 」、ブレゲンツ ( Bregenz ) の美術館など厳格な立方体を使った建築が有名だ。ハノーバーで開催された2000年万国博覧会のスイス館やケルンのコルンバ美術館 ( Kunstmuseum Kolumba ) などもズントー氏の作品。ズントー氏は2008年に第20回高松宮殿下記念世界文化賞の建築部門でも受賞し、日本でも評価が高い。

 「わたしは良い家の熱狂的な発明者であり建築家である。外見だけではなく、全てが調和し矛盾のない建築物を作ることに力をずいぶん使う。お金のためではない。依頼主にとっては、難しい」
 と「クレディ・スイス ( Credit Suisse ) 」のオンラインマガジンで語っている。

 プリツカー賞は2001年にヘルツオーク&ド・ムーロンの両氏が受賞し、ズントー氏はスイス人で2度目となる。

swissinfo、外電

プリツカー賞 ( The Prizker Architecture Prize )

1979年にアメリカのシカゴの実業家でホテルチェーンのハイアットなどを経営する一族、ジェイ・プリツカーとシンディー夫人により設立された。ハイアット財団が毎年受賞者を発表する。主な受賞者として、フランク・ゲリー、ノーマン・フォースター、安藤忠雄、ジャン・ヌーベルなどの各氏があり、建築のノーベル賞ともいわれる。

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