Navigation

デルポンテ検察官、ボロディン事件で情報リークか

デル=ポンテ旧ユーゴ国際戦犯法廷主任検察官 Keystone Archive

デルポンテ旧ユーゴ国際戦犯法廷主任検察官が、ボロディン前露大統領府総務局長資金洗浄疑惑の情報をイタリア語新聞に漏洩していたとボロディン事件の証人の1人から訴えられ、スイス連邦検察当局とデルポンテ検察官は共に訴えを否定した。

このコンテンツは 2001/07/12 10:41

証言したのは、ボロディン前局長がクレムリン改築工事受注の見返りにスイスの建設会社から受け取った賄賂を洗浄したとみられるルガノのゴットハート銀行の元行員フェリペ・ツロヴァーさん。ツロヴァーさんは、デルポンテ検察官が事件の詳細をイタリア語新聞「Corriere della Sera」にリークしたことにより生命が脅かされたと訴えた。

これに対し、連邦検察事務局のハンスヨルグ=マーク・ウィドマー・スポークスマンは、デルポンテ検察官は新聞社と頻繁に連絡を取り合っているが問題となるような行動は一切していないと断言し、またデルポンテ検察官自身も情報リークは断じて行っていないと否定したと述べた。

「Corriere della Sera」紙は、99年にボロディン前局長のマネーロンダリング疑惑に関する一連のスクープ記事を載せた。現ロシア・ベラルーシ事務局長のボロディン氏の収賄・資金洗浄疑惑は、現在ジュネーブ州のダニエル・デヴォー判事が調査中だ。ボロディン前局長は、建設会社マベテックス、メルカタの2社からクレムリン改築工事落札のキックバックを受け4、500万スイスフランをスイス国内の銀行で洗浄した疑い。今年1月スイスの国際手配により米国で身柄を拘束されたボロディン前局長は4月にジュネーブに送還され、保釈金500万スイスフランを支払いロシアに帰国したが、これまで4回ジュネーブ州裁判所の公判に出廷した。公判では、いずれも証言拒否をしている。8月末、5回目の公判のためジュネーブに召喚される予定。

このストーリーで紹介した記事

この記事は、旧サイトから新サイトに自動的に転送されました。表示にエラーが生じた場合は、community-feedback@swissinfo.chに連絡してください。何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします

共有する

この記事にコメントする

SWIアカウントをお持ちの方は、当社のウェブサイトにコメントを投稿することができます。

ログインするか、ここで登録してください。