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ヨーロッパもスイスも暑さにうんざり

暑さをしのぐには、湖で泳ぐのが一番 Keystone

猛暑が続いている。7月20日の最高気温はスイス東部クールで記録した34.7度。他の地方も軒並み30度を越えている。冷房設備が完備しているオフィスやレストランの少ないスイスでは、ことさら暑さを感じるようだ。

このコンテンツは 2006/07/21 07:31

ヨーロッパ各地も暑く、すでに15人が暑さで死亡した。スイスでは水不足で、農業に影響が出てきた。またオゾン量が増加していることから、各州政府は二酸化炭素の排出規制などを検討し始めている。

スイス気象台が観測した最高気温は2003年8月11日、グラウビュンデン州南部のグロノ村の41.5度である。しかし国内で一番気温が高いと言われるのは、ティチーノ州のロカルノ−モンティ市で、年間の気温の平均値が全国より11.5度高い。

南部での対策

ティチーノ州では老人ホームや在宅ケアーチームなどに猛暑対策を勧告。老人や病人は、暑さには特に弱い。また、道路工事など屋外での重労働は、午後2時に終了するよう呼びかけている。先週から特に軍隊では、長時間の行進を伴う訓練は夕方から夜にかけて行うようにし、兵士の飲料水もこの時期は特に気をつけて十分配給されるよう配慮されている。

連邦環境局は屋外で火を使うことを禁止した。建国記念日の8月1日の夜は、花火を上げる人が多いが、これを禁止することも検討中という。

速度制限はまだ…

連邦環境局によると、河川の水の減り具合は「深刻な状態ではない」というが、スイス内陸部、ジュラ州、ティチーノ州を流れる川の水は、昨年の同じ時期より2〜5割減少している。また、コンスタンツ湖、ヴァーレン湖、ランゲン湖の水量は平年を大きく下回っている。一方、気温が上がり氷河が溶け出しているので、ヴァレー/ヴァリス州やベルナーオーバーラント地方などでは水量が十分ある湖が多い。

オゾンの量は増加し、全国にある16の観測所のうち、1平方キロメートルに120マイクログラムという限界値を超えた観測所が13あった。ティチーノ州では、夏休みで旅行者が増えることもあり、自動車に対する80キロの速度制限は今のところ見合わせている。オゾンの量が1日3時間以上、240マイクログラムを超えた場合には速度制限をするという。

ヨーロッパ全土にわたる暑さ

ヨーロッパ全土が猛暑に襲われ、電気の使用量が急増しているところも多い。イギリスでは気温が37度を超え、7月の気温としては観測史上最高記録となった。アイルランドも18日には30度を記録。気象台の観測が始まって以来の暑さだった。

3年前の猛暑ではヨーロッパ全土で、老人や病人を中心におよそ2000人もの人が死亡した。いつまで猛暑が続くのかが心配である。

swissinfo、外電 佐藤夕美 (さとう ゆうみ)

キーワード

7月20日 午後2時の気温
バーゼル31度/ベルン29度/ジュネーブ33度/ユングフラウヨッホ5度/ロカルノ30度/ルツェルン31度/ツェルマット27度/チューリヒ31度

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