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リビアのスイス人、釈放金で解放

スイス外務省、2人のスイス人の解放について状況説明を行う Keystone

スイス外務省は7月30日、ベルンで記者会見を開き、リビアで拘留されていたスイス人2人は、2人が所属するABB社が保釈金として1万8000フラン ( 約186万円 ) を支払い、29日夕方解放されたと発表した。

このコンテンツは 2008/07/31 08:24

7月15日、ジュネーブでリビアのムアンマル・ガダフィ大佐の息子夫婦が傷害、恐喝などの疑いで逮捕されたことに対しリビア政府は、スイスにさまざまな報復措置をしている。こうした報復措置の1つが、リビアに駐在する2人のスイス人の逮捕だった。釈放された2人はいまだ出国を許されていない。

各国の協力

外務省のスポークスマン、ジャン・フィリップ・ジャネラ氏によると、リビア政府との交渉は続いているものの、2国間の関係は今回の事件を通し悪化しているという。外交筋によると、アルジェリアのアブデルアジス・ブーテフリカ大統領やフランスのニコラ・サルコジ大統領らが、ガダフィ大佐と電話で交渉にあたったとも言われているが、今回の記者会見でジャネラ氏はこれに対してはコメントを避けた。同じく外交筋によると、エジプトのホスニ・ムバラク大統領もリビア政府と交渉し今回の釈放に一役買ったという。

7月29日夕方解放されたスイス人2人は7月19日、リビア入国・滞在規範に反するとの容疑でリビア警察に拘置された後、逮捕され、告訴された。しかしスイス政府はこれまで、この事件を発端とするスイスとリビアの関係について言及を避けてきた。7月15日にジュネーブで逮捕されたガダフィ大佐の息子夫婦は、2日後に保釈金を支払い釈放されスイスを出国している。

swissinfo、外電

これまでの経緯

7月15日 リビアの最高指導者ムアンマル・ガダフィ大佐の息子ハニバル・ガダフィと妊娠中の妻がジュネーブで逮捕される。容疑は使用人に対する障害、恐喝など。
7月17日 逮捕後2日で夫婦は釈放される。
7月19日 リビア政府、2人のスイス人を逮捕。容疑は入国・滞在規範違反。
7月22日 カルミ・レ外相、電話でリビア政府に抗議。
7月23日 リビア政府、スイスへの石油輸出を停止すると脅す。
7月25日 スイス外務省が2国間の関係の「たいへんな非常事態」と発表。
7月26日 リビア政府がスイス政府に対し、謝罪と今回の事件についての事情説明を要求。
7月28日 スイス、リビア両政府の直接交渉が行われる。
7月29日 保釈金が支払われ、2人のスイス人は解放される。

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