厚生労働省が全国の健康保険組合を対象に行ったがん検診の実態調査で、企業の社員を中心とする被保険者の受診率が肺で72%、大腸で61%、胃で57%と高かったことが12日、分かった。ただ、検診で異常が見つかった人のうち精密検査を受けたのは、肺、大腸で45%、胃は44%と低く、受診率向上が課題となった。
厚生労働省が全国の健康保険組合を対象に行ったがん検診の実態調査で、企業の社員を中心とする被保険者の受診率が肺で72%、大腸で61%、胃で57%と高かったことが12日、分かった。ただ、検診で異常が見つかった人のうち精密検査を受けたのは、肺、大腸で45%、胃は44%と低く、受診率向上が課題となった。