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ベルン駅の爆弾脅迫、爆発物見つからず

ベルン駅中央口南側にある教会
事件当日、一時封鎖された教会前 Keystone

今月初旬、ベルン中央駅付近の教会前であった爆弾脅迫事件で、ベルン州警察は23日、逮捕された男性は何の危険物も所持していなかったと発表した。


 州警察の捜査では、事件現場から出火や爆発の危険性がある物は発見されず、市民や現場の対応に当たった部隊に危険を及ぼすようなものは無かった。

>>【速報】爆弾の脅迫、ベルン駅前が一時封鎖

 事件当日に逮捕されたアフガニスタン国籍の男性(21)は身柄を拘束中で、現在、精神鑑定を受けている。警察は犯行の動機やいきさつを引き続き捜査する。

 男性は今月2日午後、ベルン中央駅出口南側の教会前に爆弾を仕掛けたと脅迫。これにより教会前など駅前周辺は一時閉鎖、厳戒態勢が敷かれた。またトラムおよびバスの運行を現場周辺の一部区間で見合わせ、通勤客らの足に影響が出た。

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