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北極寒波スイス襲来

北極からの寒波がヨーロッパになだれ込み、スイスは記録的な寒さだ。先週末の雪の後冷え込みが始まり、週半ば地域によっては氷点下30度以下を記録した。

北極からの寒波がヨーロッパになだれ込み、スイスは記録的な寒さだ。先週末の雪の後冷え込みが始まり、週半ば地域によっては氷点下30度以下を記録した。

国中で最低気温が更新されている。ヌーシャテル州ル・ブレヴァンではー33.5度、エンガディンではー28.9度、ベルンでも水曜日早朝ー13度となった。

気象予報官は、最低気温更新はこれで終わった、国内1寒い所シュビーツ州のグラッタルプの木曜日の気温は火曜日より「4度も高い」ー37.4度だと言っている。

アルプスの最高地よりも低い生活圏の方が、気温が低い。標高3745メートルのユングフラウヨッホはー15度だ。

寒波はスイスだけではない。ロシアと東欧では寒さのため、何百人も凍死者が出た。ロシアでは147人、ポーランドで129人が死亡。トルコでは雪崩の危険のあるハッカライ県の村から2000人が避難したと伝えられる。

スイス気象庁は、週末にむけて少しずつだが暖かくなっていくと、予報を発表している

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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