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国際スポーツ大会が人権や環境を害さないようにするには?

担当: Dominique Soguel

2022年の冬季五輪・パラリンピックは中国・北京で開催されました。中国は年間平均降雪量が非常に少ないため、大会を成立させるために350台以上のスノーマシンを要し、持続可能性への懸念が指摘されました。また新疆ウイグル自治区で報じられてきたウイグル族の恣意的・差別的な拘束について、国連が「人道に対する罪」だと断定する報告書をまとめるなど、人権問題にも注目が集まっています。

カタールでは今月、国際サッカー連盟(FIFA)主催のワールドカップ(W杯)が開かれます。試合が40度を超える気温で中断されるのを避けるため、開催時期を7月から11月に延期しなければなりませんでした。NGOやメディアの調査では、スタジアム建設に当たった出稼ぎ労働者の労働条件の悪さが非難されています。またカタールの同性愛を犯罪とする法律に対し非難の声が挙がっています。

W杯や五輪などの国際スポーツ大会の開催地を選ぶ際、主催者はどのような基準を考慮すべきでしょうか?人権に問題のある国や、気候条件の悪い国でも開催を認めるべきでしょうか?

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