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大人気、スイスのチーズ

2007年のチーズの輸出量は前年比5.8%増の5万9303トン。2002年に欧州連合 ( EU ) 市場との自由化が導入されて以来、最高を記録した。

チーズ業界の上部組織「チーズ組織 ( KOS ) 」によると、輸出が特に伸びたのは、「エメンタール ( Emmentaler AOC ) 」 ( +1291トン ) 、「スイス ( Switzerland Swiss ) 」 ( +747トン ) 、「テット・ド・モワンヌ ( Tête de Moine AOC ) 」 ( +125トン ) 、「ティルジッター ( Tilsiter ) 」 ( +106トン ) などのチーズだ。

輸入も増加

 一方、輸入もまた増加している。昨年のチーズ輸入量は3万7329トンで前年よりおよそ4000トン増えた。目立つのは安価な大量生産品だ。

 輸出で減少を見せたのは、「グリュイエール ( Le Gruyère AOC ) 」 ( -294トン ) やインスタントフォンデュ ( -266トン ) 。また、輸入ではイタリア産のパルミジャーノ ( Parmiggiano ) やグラーナ ( Grana ) がやや減少した。

swissinfo、外電

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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