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持続可能な山岳開発会議 スイスで開催

スイス国土の3/4は山。イメージはアレッチュ氷河 Schweiz Tourismus

ベルン州アデルボーデンで16日、山岳の続可能な開発に関する国際会議が始まった。パスカル・クシュパン経済相は開会の演説で、環境保護と経済成長のバランスが課題と述べた。

このコンテンツは 2002/06/17 08:18

ベルナー・オーバーラントのアデルボーデンで5日間開かれる会議は、南アフリカ・ヨハネスブルグで8月26日から9月4日に開催される「持続可能な開発に関する世界サミット」で提示するアルプス戦略のための準備会議で、スイス連邦農業局と国連食糧農業機関(FAO )の主催。クシュパン経済相は初日の演説で、「世界の山岳地のほとんどで持続可能な開発のペースは遅すぎる。環境保護は収益増加と経済成長を伴わなければならない。」と述べた。

国土の4分の3が山岳地のスイスは、持続可能な山岳開発においては経験豊富だ。アルプスの森林や放牧地のコンディション維持のための管理は19世紀から実施している。「アルプスは貴重な資源の宝庫。これらの資源を未来の世代に残す事を保証した上で、どのように開発していくかが問題だ。決して短期的な開発を考えてはいけない。」と、世界自然保護基金(WWF)スイス支部のイザベラ・ブステッリさんはいう。今日のアルプス開発の課題は、観光や交通(スイスおよび欧州の南北移動にはアルプスが交通の要所)と農業や畜産など相反する利益のバランスで、アデルボーデン会議の討議の中心の一つとなっている。山岳地の持続可能な農業と地域開発は、国際山岳年のバックグラウンドである92年リオ地球サミットで採択されたアジェンダ21第13章と第14章の主題だ。山岳地は人類のための水源であり、生物多様性の宝庫でもある。

山岳地に住む人は地球総人口の10分の1だが、地球表面の4分の1は山岳地および高地だ。国土の2分の1以上を山岳地が占める「山国」は、53ヶ国ある。国土の4分の3を山岳地が占めるスイスは、山国ランキングトップ15に入る。

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