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放射能テロ計画容疑者 スイスでの足跡を調査

放射性物質を飛散させる「汚い爆弾」によるテロを計画していたとされるアブドラ・アルムハジール容疑者(本名ホセ・パディージャ、31)は、5月8日パキスタンからチューリッヒ経由でシカゴに到着したところを米当局に逮捕された。スイス当局は、パディージャ容疑者が何度スイスに入国したか調査中である事を明らかにした。

このコンテンツは 2002/06/12 11:06

スイス連邦警察のハンスユルグ=マーク・ヴィードマー報道官は、スイス連邦警察は5月、米当局に協力し、アルカイダ指揮下にあるとされるパディージャ容疑者が何度スイスに入国したか等の調査に着手したと発表した。米連邦捜査局(FBI)によると、「汚い爆弾」とは通常の火薬と放射性物質を組み合わせたもので、核爆発は起さないが、少量の放射性物質や生物化学物質を都市の10ブロック以上の空間にまき散らすようデザインされている。

ヴィードマー報道官にによると、スイス当局は同容疑者がチューリッヒ経由で渡米する際トランジットでスイスに滞在した可能性の確認などの調査を行っている。また、スイス警察は、パディージャ容疑者を逮捕前から監視していた事を明らかにした。アシュクロフト米司法長官によると、パディージャ容疑者は2001年、複数のアルカイダ幹部と数回接触した。FBIは同容疑者がパキスタン出国時から監視下に置いていたとしている。パディージャ容疑者は、ニューヨークでカトリック教徒の家庭に生まれたが、シカゴでギャング・グループに加わりイスラム教に改宗したとされる。

ニューヨークタイムズ紙は、パディージャ容疑者がスイスを訪れたのは1回だけではないとし「パディージャは4月初めパキスタンを出国し、スイスからエジプトへ行った後またスイスに戻った。」と報道した。さらに、FBIの捜査員がチューリッヒから米国までパディージャ容疑者と同じ便に乗り込んでいた事も報道した。「FBI捜査員は、パディージャがシカゴ行きの航空機をハイジャックまたは爆破する恐れがあるとして、チューリッヒ空港で航空会社の警備員に同容疑者の荷物や靴、身体検査などを厳重に行うよう要請した」。

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