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第6番目の日曜新聞

日曜新聞の選択肢がさらに増え、競争激化時代に突入 Keystone

スイスドイツ語圏で第6番目の日曜新聞「セントラル・アム・ゾンターク ( Zentralschweiz am Sonntag ) 」が中央スイスの新聞社「エル・ゼット・メデエン ( LZ Medien ) 」から9月7日に発行された。日曜日に読む新聞の選択肢はさらに増えた。

今回新しく発行されたのはスイス中部に向けたもの。ルツェルンを本社に置く LZ Medien が発行する7番目の新聞となる。 

乱立状態

 この日販売された第1号は96ページあり、パスカル・クシュパン大統領のインタビューが目玉となっている。今回の発行部数は13万部だが、今後は12万2000部になるという。インターネットも開設したが、このサイトは同日夕方まで動かないというハプニングがあった。

 スイスでは1969年からドイツ語圏で大衆紙の日曜新聞が1紙ゾンタークスブリック ( SonntagsBlick ) ( 発行部数28万280部 ) が発行されていたのみで、長い間日曜日には新聞が無かった。1987年にドイツ語圏の大手新聞社のゾンタークスツァイトゥング ( SonntagsZeitung ) ( 発行部数20万1358部 ) が発行され、他社も追従するようになった。現在無料新聞を含め、ドイツ語圏では6紙、フランス語圏では1紙、ティチーノ州では2紙の日曜新聞が発行されている。

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