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酷暑の夏、肌を守って

「有害な日光をとにかく避けること」、それが最良の対策という

今年は、2003年のような酷暑になるといわれている。そうした中、皮膚ガンにかかる人が毎年およそ1万5000人もいるスイスでは、日焼けに対する注意を呼びかけている。

この数はヨーロッパでは、ノルウェーに次いで多いという。

 スイスでは皮膚ガンにかかる人の数が多い。およそ1万5000人の皮膚ガン患者のうち、1600人が、悪性黒色腫 ( メラノーマ ) にかかり、毎年約220人がこの悪性ガンで死亡するという。しかし「ガン対策スイスリーグ ( Swiss Cancer League ) 」によれば、発見が早ければ早い程、治る確率が高いガンだという。

スイス人はあぶない

 スイスではこのメラノーマにかかる人の数が多く、過去20年間で2倍に増えた。さらに、国民の5〜10%がメラノーマにかかる危険性があるという。

 肌が白い人、日焼けし過ぎで赤くなるのを予防しない人、さらに、子供の頃日焼けし過ぎた人、またソラリウムなどに行く人が危ない。

 「生活レベルが上がり、休暇に危険な紫外線に当たる所に出かけるようになったこともスイス人の皮膚ガン増加の原因」と「ガン対策スイスリーグ」のバルバラ・イセリ氏は分析する。

 さらに、スイスのアルプスも紫外線の量が平地より多く、決して安全な場所ではない。

早期発見で治るガン

 「1日のうち、1番暑い時は、日陰に入る。日に当たる時は、肌を服などで覆う。その人に合った日焼け止めクリームを使う」。こうした忠告は、いくら言っても言い過ぎるということはない。

 にもかかわらず「これを実践するのはなかなか難しく、皮膚ガンは増え続ける」とイセリ氏は嘆く。ただし、皮膚ガンで亡くなる人の数は、およそ年間220人で安定している。
 
 それは情報が行き届き、早めに医者にかかる人が増えているからだという。「大切なことです。皮膚ガンは、早く発見できれば、90%治るガンだからです」とイセリ氏は言う。

swissinfo、アンナ・パセラ 里信邦子 ( さとのぶ くにこ ) 意訳

日焼け対策

チューリヒの皮膚科医グループの1人、ステファン・ロイテンシュラグ氏によれば、麻のような織り目の荒いい生地は、ジーンズ地、毛織物、ポリエステルなどに比べ、光の遮断性が弱い。

また日焼け止めクリームも、薄く塗ったのでは効果がない。いずれにせよ、日焼け止めクリームがガンの危険性を少なくしているという科学的証明はなされていない。

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