1999年、スイスの銀行は大幅増益

1999年、スイスの銀行は大儲けをし、年次収益は19.6%増の170億3、000万スイスフランだった。(写真:スイス金融街の心臓部、チューリッヒのパラデプラッツ)

このコンテンツは 2000/06/08 16:04

1999年、スイスの銀行は大儲けをし、年次収益は19.6%増の170億3、000万スイスフランだった。(写真:スイス金融街の心臓部、チューリッヒのパラデプラッツ)

スイス国立銀行の年鑑のレポートによると、バランスシートは総計22兆438億スイスフランで、前年を大幅に上回る9%増となった。レポートは、この見事な収益は、委託業務とサービスによるもので、利子所得はわずかに増えただけだったという。利子所得の不調については、銀行間の熾烈な競争が原因なだけでなく、リスクに敏感な信用貸しポリシーにもよるとしている。

また賃上げとボーナス支給のため、人件費が26.5%増の209億スイスフランとなったが、個々の従業員への影響は大した事は無いとしている。スイスの銀行部門の従業員数は、過去10年間で昨年から再び増加をはじめ、119、597人いる。が、昨年も大手銀行は国内、海外とも人員整理をすすめている。

1999年末スイス国立銀行に報告したのは372行で、1998年末より4行少なかった。10年前から始まった銀行の構造改革、再編の結果、総行数250行を超えるほどまでに減り、一段落した様子を見せている。レポートは、また、昨年は支店の数が大幅に減少したと指摘している。1999年末現在、銀行の支店総数は2、973店で、1998年の3、199店よりも200店以上減り、大手各行は引き続き合理化をすすめている。

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