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2003年のできごと

G8でスイスのクシュパン大統領も写真で仲間入り Keystone

今年もいろいろな事件が起こった。スポーツ界での快挙。景気はやや回復の兆しを見たものの、失業率は高いまま。ダヴォス会議反対デモにイラク反戦デモ。SARSの恐怖と観光産業への影響も大きかった。猛暑でマッターホルンの崖が崩れ落ちたりもした。スイスはいま、何か新しい方向を模索しているようにも見受けられる。 以下、スイス国内に絞って、今年の出来事を時系列でまとめた。

このコンテンツは 2003/12/31 17:07

新年も多くの事件でスイスは包まれてゆくことであろう。スイスインフォの日本語サイトは今後とも、タイムリーなニュースを提供しつづけられるよう、更なる努力をしてゆく所存です。今後ともよろしくご愛読をお願いします。

1月4日

ベルナーオーバーラントのトンネルの壁が崩れ落ち、375トンの瓦礫に埋まる。トンネル内にいた3人は無事に逃げることができた。

1月25日

ダヴォス・世界経済フォーラムにてグローバル化に反対するデモが開催地の近くのランドクワルト市で起こる。デモ隊の一部が首都ベルン、チューリヒまで移動し暴動化した。ダヴォス会議ではカルミ・レ外相がパウエル米国務長官と会見。米国とイラクの話し合いの場所を提供すると提案した。

2月1日

サンモリッツでアルペンスキー世界選手権が開催される。米国のボード・ミラー選手が活躍し、金メダル2、銀メダル1を獲得した。スイスチームは銀2、銅2に留まった。

3月2日

ヨットレースのアメリカズ杯でスイスチームのアリンギ号が優勝。海のないスイスが快挙を遂げた。

4月3日

SARSの拡散を懸念し、バーゼル宝飾メッセの主催者は、東南アジアの出展を開催1日前に禁止。すでに入国していた5000人はビジネスの道を絶たれて被害を被ったと訴訟へ。また、外国人旅行者が激減し、観光業界も大きくダメージを受けた。

5月20日

ミシェリン・カルミ・レ外相が朝鮮半島を訪問。北緯38度線を徒歩で越える。朝鮮戦争以来、南北の国境にはスイスの監視員が常駐している。

6月1日から3日まで

フランス国境のエヴィアンでG8が開催される。グローバル化反対デモでジュネーヴ市内にも被害が及んだ。

7月3日

サン・ジョルジュ山(ティチーノ州)がユネスコの世界自然遺産として登録される。

7月6日

テニス戦では最も権威のあるウィンブルドンでスイスのロジェー・フェデラー選手が優勝した。スイス人の有名なテニス選手はほかに、世界1位の地位を保ちつづけたマルティナ・ヒンギス選手、オリンピック優勝者のマルク・ロセ選手などがいる。

7月15日

気象台開設以来の猛暑に見舞われ、永久凍土も溶け出す。マッターホルンの3400メートル地点で崖が崩れ落ちる事故があった。このため入山が一時禁止される騒ぎになる。

8月19日

サハラ砂漠で誘拐されたスイス人4人が他の人質と共に解放される。178日間の拘束だった。

8月中旬

ヴァレー州の森が2週間にわたって火事にあう。総被害面積は450ha。住民260人が避難する。

9月1日

チューリヒ空港が拡張され再開港となる。拡張には22億フラン(およそ1870億円)が掛かったが、利用者の増加の見込みはなく、将来の経営難も懸念される。

9月23日

スイス・インターナショナル・エアラインズがワンワールドのメンバーになる。ワンワールドの一員である英国航空は、以前「スイス」が提携を交渉した相手だった。その後の経営は引き続き難航模様である。

10月19日

総選挙。国民議会で国民党が55席を取得し、社会民主党を抜いて第1党にのし上がった。早速、12月に行われる閣僚選出選挙に国民党は、ブロッハー国民議会議員を候補者として立てた。

10月24日

チューリヒ市内で電車の衝突事故発生。22歳の女性が死亡し61人が負傷した。この他、登山電車の事故など今年は公共交通機関の事故が目立った。

11月5日

火であぶって溶かして作るチーズ料理に使われるチーズの名称「ラクレット」はヴォー州産に限るという判断が連邦農業局で下された。他州のチーズ生産者がこれに反対し訴訟の構えとなる。

12月4日

日本のヤミ金融グループ五菱会系暴力団の総括経営者梶山進の資金口座が、マネーロンダリングの疑いで差し押さえとなったと当地の新聞がリーク。その後、チューリヒの司法局はこれを認めた。預けられた資産は6千百万フラン(およそ51億円)という。

12月5日

三菱自動車などの自動車輸入の大手で、コーヒー取引では世界第2位のエルブ・コンツェルンが20億フラン(1700億円)の負債を抱え破産。オーナー社長の死後、経営内容実態が明らかになった。自動車輸入およびガレージ部門は22日、ベルギーの同業者アルコパ・グループに売却が決まる。

12月5日

イスラエルとパレスチナの非公式平和案「ジュネーヴ・イニシアティブ」がジュネーヴで調印される。

12月10日

閣僚再編。クリストフ・ブロッハー国民議会議員(国民党)が、ルーツ・メツナー司法相の対抗馬として立候補し、当選。カスパー・フィリガー財務相は辞任しその後任者としてはハンス・ルドルフ・メルツ全州議会議員(自由民主党)が当選した。連立政権を続けるスイスで40年以上続いた7人の閣僚ポストの党配分は新たに、国民党2、社民党2、自由民主党2、キリスト教民主党1となった。

12月10日から12日まで

国連主催の世界情報社会サミットがジュネーヴで開催される。

スイス国際放送 まとめ 佐藤夕美 (さとうゆうみ)

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