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AI vs.スイス当局

チューリヒ空港内の拘留場から強制送還される庇護希望者 Keystone

抗議の理由は、スイスに逃亡してきたホモセクシャルのカメルーン人男性が国外退去を命じられているため。

このコンテンツは 2008/03/13 10:18

カメルーンではホモセクシャルは罪であり、この男性は強制送還されると逮捕され、刑務所で虐待に遭う恐れがある。

ホモセクシャルの庇護

アムネスティー・インターナショナル ( AI ) はそのため、連邦司法警察省移民局 ( BFM/ODM ) に対して抗議の手紙を送り、この処置を取りやめるよう求めている。

連邦移民局広報官のヨナス・モンターニ氏によると、3月12日午後にはおよそ120通の手紙と電子メールが当局に寄せられた。しかし、この行動が当局の決定に影響を与えることはないという。

18歳のカメルーン人男性は現在、チューリヒ空港の敷地内に拘留されており、いつ強制送還されるかわからない状態だ。アムネスティ・インターナショナル・スイス支部のユルク・ケラー氏によると、カメルーンではホモセクシャルは6カ月から5年の禁固刑の処される罪であり、刑務所でほかの受刑者から虐待される恐れもあるという。

「わたしたちはおよそ10万人からなる世界的なネットワークを持っており、このような急を要するケースでは手紙を書くように各地に指令が飛ばされるのです」
とケラー氏。大量の手紙を送ることでそのような例があることを世間に知らせ、担当当局に圧力をかけるのだという。今回のケースでは、数千通の手紙が寄せられるとケラー氏はみている。

アムネスティ・インターナショナルはまた、カメルーン人男性のために弁護士を雇い、庇護申請の再検討を願い出るつもりだ。新しい事実や証拠を見つけることができれば、再検討が認められるかもしれない。

当男性の庇護申請がなぜ却下されたかは、情報保護の理由で明らかにされていない。もともとスイスでは、ホモセクシャルを理由とした庇護申請は数少ない。申請があった場合も、事実に疑わしい点があったり、ホモセクシャルのまま母国の大都市で生活できるなどという理由で、大半は退けられる。

この男性が実際に強制送還された場合、アムネスティ・インターナショナルはカメルーンの当局との交渉も辞さない構えだ。本人によると、彼は家族からも突き放され、すでに逮捕状も出されているという。

swissinfo、外電

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